ごめんなさい、月のワルツが一向に思いつかんので他のリクエストを先にやります…
ロシアとソ連で「ただ選択があった」
ロシ「グビグビ…」
肌寒くなってきた夜中、一人寒空の下で酒を煽っていると
ソ連「よう、いい夜だな」
死んだはずの親父が現れた
ロシ「はぇ…?」
色々と話を聞いてみると、親父は神様に頼んで一回だけ現世に帰ることを許されたらしい
ただし、夜明けまでだがな
そこから話し込み
気づいたら朝が近かった
ソ連「そういえばお前、こんな時間まで大丈夫なのか?」
ロシ「今更かよw…まぁ、慣れてるし…」
暫くの沈黙が続く
ソレを勢いよく破ったのは親父だった
ソ連「よし!歌おう!」
ロシ「はぁ?」
ソ連「でも、時間が来てるから、とびきり短い曲だけどな」
ソ連「ただ選択があった」
ソ連「ただ後悔があった」
ソ連「でもまだ可能性があった」
ソ連「ただ選択があった」
ロシ(あ…知ってる)
ソ連「ただ選択が続く」
ソ連「ただ後悔が積もる」
後悔とか…親父してそ〜…
ソ連「でも絶えず選択が続く」
ソ連「まだ選択が終わることもなく」
ソ連「ただ選択があった」
ソ連「ただ後悔があった」
ソ連「でもまだ可能性があった」
この可能性にかけてこのザマか…
ソ連「ただ選択があった」
アイコンタクトが送られる
おいおい、俺のために歌ってるってのに本人に歌わせる気か?
ロシ「まだ選択が続く」
ロシ(此処で歌っちゃうくらいには、俺も親父に甘いのかもな…)
ロシ「まだ後悔があった」
ロシ「でもいま可能性が積もる」
ロシ「そしてただ選択が続く」
ロシ「ただ選択があった」
そういえば…最近は選択間違えまくりだったな…上が戦争起こしちゃったし、北と韓は仲悪いまんまだし
ロシ「ただ後悔があった」
ロシ「でもまだ可能性があった」
ロシ「ただ選択があった」
ソ連「ただ選択があった」
ソ連「ただ後悔があった」
ロシ「でもまだ可能性があった」
ロシ「ただ選択があった」
親子「「ただ選択があった」」
ロシ(親子揃って戦犯とか…)
親子「「絶えず選択があった」」
親子「「でもまだ可能性があった」」
ロシ(上等じゃん…!)
親子「「そしていま輪廻が終わる!!」」
ソ連「あ”〜…もう帰るわ…元気しろよ…」
ロシ「…おれ、アンタのこと、嫌いだったよ」
親父が乾燥して荒れた口を引き結ぶ
ロシ「いっつも優しさがから回っていて」
ロシ「ホントは反吐が出るほどお人好しで」
ロシ「家族である俺の前じゃなく、クソリカの眼の前で死んだこと」
ロシ「来世まで許さねぇから」
数秒呆けた顔をしたと思ったら
ソ連「……プッ、あっはっはっは!」
ロシ「何だよ…」
ソ連「いや?俺は幸せものだなってクスクス」
顔に熱が集まるのが分かる。今頃俺の顔はゆでダコみたいに真っ赤だろう
ロシ「〜〜〜ッッッ!!早く帰れっ!!\\\\\」
ソ連「へーへー…寝ろよ?」
ロシ「…わかってる」
ソ連「ハハッ、その隈で言われても説得力ねぇな」
親父の下半身はもう見えなくって、橙色に近い赤色の目の奥には向こうの景色が見える
ソ連「ん〜…俺が言えた義理では無いが…無理すんなよ」
ロシ「……親父ッ…!」
言葉が出る前に親父はサラサラと、砂が飛び去るように消えた
朝の光に照らされてキラキラと光る
と思ったらいきなり逆風が吹いてきて、顔になにかの布がかかる
親父の…眼帯代わりの布だった…
きれいに刺繍された金色の鎚と鎌が光る
布を抱え、嗚咽を漏らしながら思う
「嗚呼、朝日が眩しいな」
おわったぁ〜
いやぁ〜わがまま人間でごめんね?
最近🐢投稿すぎてやばい…自分!焦れ!
物語テイストでしたね
じゃ、ばいばい
お粗末様でした!
コメント
2件
うわぁぁぁ涙で画面が見えないぃ 最高でした