こんかいわぁ!
きゅうくらりんだよ!
日帝さんだねぇ、かわいいねぇ
『うるさく鳴いた 文字盤を見てた』
日帝(Twi◯terうるせぇ…)
『きっときっと鏡越し 8時過ぎのにおい』
日帝「…遅刻…?」
『しらけた顔 変わってなくてよかった』
アメ「でさーw」
五味子「え〜w♡」
日帝「…ぅっす…」
アメ「…」
『ピンクの植木鉢のぐちょぐちょした心のそばに』
胸が苦しいな…
『大きく育ったもの』
あ…ケマンソウの花…水やんなきゃ
『結ばれたつぼみが』
こんな恋心…
『こんなにも愚かしい』
なんて愚かなんだろう…
『ああ 化石になっちまうよ』
『ああ 取り繕っていたいな』
笑顔が…風化しちゃう
『ちゃんと笑えなきゃね』
日帝「フフッ」
『大した取り柄も無いから』
『空っぽが埋まらないこと』
『全部ばれてたらどうしよう』
『ああ あなたの右どなり』
なんで此奴の席が隣なんだよ…
『わたし きゅうくらりん』
倒れそう…
『例えば今夜眠って』
『目覚めたときに 起きる理由が』
『ひとつも見つからない』
『朝が来たら わたしは』
日帝『「どうする?」』
『うるさく鳴いた 文字盤を見てた』
五味子@{アメくんは私の彼氏なんだから}
五味子@{関わんなよ}
五味子@{お前なんかがアメくんと付き合えるなんて無理だからw}
日帝「通知ウッサ…」
『一歩一歩あとずさり』
五味子「アメくぅん♡」
アメ「なんだ?五味子」
日帝『「…また明日ね」』
『とぽつり』
『喜びより 安堵が先に来ちゃった』
『思い出 西日越』
もう、だめかな…未練…無いといえば嘘になるけど…
『うつるこまかなヒビが』
日帝『「こんなにも恐ろしい…」』
『ああ あなたが知ってしまう』
アメ「日帝?どうした?」
『ああ 取り繕っていたいな』
日帝「…大丈夫{ニコッ}」
『ちゃんと笑えなきゃね』
こんな感情気づかれたら…
『大切(アメリカ)が壊れちゃうから』
『幸せな明日を願うけど』
せめてアメリカは幸せで居てほしい
『底なしの孤独をどうしよう』
俺なんか、どうでもいいし
『もう うめき声しか出ない』
日帝「…ッアレッッ…?{ポロポロッ}」
『わたし ぎゅうぐらりん』
日帝「アメリカぁ…{ズビッ}」
『ああ 虹がかかっている空』
『きれいと思いたくて』
『焦がれては逃げられないこと』
五味子「もうアンタは終わりなんだよ」
『みんなにはくだらないこと』
『もう どうしようもないの』
日帝「ねよ…」
『わたし きゅうくらりん』
『そばにたぐりよせた末路』
ずっと世話を待っていたケマンソウの花が枯れていた
『枯れ落ちたつぼみが』
日帝「花…枯れちゃったな…」
『こんなにも汚らわしくて』
日帝「後ちょっとで咲きそうだったのに…」
『いじらしい』
『ああ 呪いになっちまうよ』
『ああ 「あきらめた」って言わなくちゃ』
『頭の中で ノイズが鳴りやまないから』
『空っぽが埋まらないこと 全部ばれてたらどうしよう』
『ああ あの子の言うとおり 終わりなんだ』
アメ「日帝!」{ギュッ}
『ああ 幸せになっちまうよ』
アメ「俺ッ…ずっと日帝のことが…」
『ああ 失うのがつらいな』
日帝「アメリカッッ…!{ポロッ}」
『全部ムダになったら 愛した罰を受けるから』
日帝「俺もっ{ニコッズビッ}」
『ひどく優しいあなたの 胸で泣けたならどうしよう』
嗚呼、幸せだなぁ…
『最後 見たのはそんな夢』
朝日がカーテンの隙間から差し込む
日帝「……ゆ、め…?」
『わたし』
ギシッ
『ちゅうぶらりん』
アメ「…にっ…てぇ…ちゃん…?」
アメリカの手からバラの花束がこぼれ落ちる
アメリカが恋した彼の薬指に入るはずだった指輪は暫く転がって
彼の浮いた足の下
散ってしまったケマンソウの花びらの上で倒れた
アメリックに恋した日帝さん
アメリックの恋人を名乗る女に無理wって言われる
結ばれないことはわかりきっていたけどやっぱ辛いので自殺しようとする
最後に見た夢がアメリックがこの恋心に答えてくれる夢だった
夢って気づいてしまったのでつらい
首をつる
アメリックかなちい
ケマンソウの花言葉は「恋心」花びらがハートの形だからこの言葉がつけられたんだって。
じゃ、ばいばい
お粗末様でした!
コメント
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ただ選択があったからこっち来たけどもっと涙がぁぁぁ…