あれから4年。
私は美容学校を卒業し、
今日からメイクさんデビュー!!!!!
飛貴は立教大学に受かったらしい。
その後はしらない
雄登は今や立派な俳優だ。
雄登のメイクさんになりたい、
なんて思ったあの日が懐かしい。
桜なんか見ながら考える。
私たちは
別々の道を歩き始めた。
今は元気かな、
なんて思いながら。
今日も前に進む。
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上司「佐野さん!」
苺花「はいっ!」
雄登の事務所『Sexy_B』
にメイクさんとして所属した私。
上司「あのさ、今日から色んなタレントとか着いて もらうから」
苺花「はい!」
上司「で2人1組でまわってもらうんだけど良いかな」
苺花「はい、もちろんです、」
上司「じゃ。コイツね、」
苺花「?はい、」
飛貴「宜しくね、笑」
苺花「は、?」
飛貴「は?ってなに笑」
苺花「……」
飛貴「怖いんだけど笑」
苺花「ひ、だか、?」
飛貴「そうだけど?」
苺花「なんで?弁護士は?」
飛貴「好きな奴が……」
苺花「え?」
飛貴「好きな奴が他の男んとこ行くの黙って見てるわけねーだろ、」
ギュッ
苺花「え、あ、ちょ、」
飛貴「、好きだよ。ずっと前から」
苺花「飛貴。」
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