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《注意》
・これはゲーム実況者様方の夢小説になります
・出てくるのは我々だ様、らっだぁ運営様、日常組様、ぴくとはうす様、ワイテルズ様です
・この中の1つでも地雷だよ~。という人はあまり読むことをお勧めしません
約10年前
もう空も赤く染まって、子供は帰る時間である。
それなのにも関わらず、暗い影を落としている街の外れにある長い階段を上った先の小さな神社で、小学生と見られる2人の人影があった。
律奈「白斗、そろそろ帰るよ。母さんに怒られる…」
彼女の名前は築門 律奈 (つきかど りつな)
小学生らしくなく、淡々としており、あまり人と積極的に関わらない。
パーカーを着ており、肩に届くか届かないかぐらいの長さの濃紺の髪を下らへんで結わいている。
ジト目で顔が中性的なのもあり、一見男か女かわからない。
白斗「ちょっと待って~!…あれ~?どこにやったっけ?」
彼の名前は縁家 白斗(えんか はくと)
律奈と違い、誰とでも仲良くなれる。明るい性格であり、良いとこの子なのか、シャツを着て、黒の蝶ネクタイをしている。
さらに、烏の羽が濡れたような黒い髪をしており、 不思議なことにその髪は光の反射によって所々緑に見えた。
律奈「てか、何探してるの?そんなお堂の端っこで…」
白斗「…えへへ内緒☆」
律奈「…はぁ」
律奈は来て損した…と思い、階段に腰を降ろし、空をぼけーっと眺め始めた。
その間も白斗は、せっかくのシャツが汚れながらも、お堂の端っこで何かを探していた。
そんな時だった。
東の空
昇りかけていた月が…だんだん紅くなる
皆既月食だ。
律奈「おー、すげー。」
白斗「…ん?」
月が紅く染まるのと同時に白斗の視線の先で、何かが共鳴するように光っていた。
白斗「あっ!」
白斗はすぐにそこに駆け寄り、それを拾った。
白斗「あった!!」
それを聞いた律奈は、立ち上がり、白斗のもとへ歩く
律奈「見つかった?…ってなにそれ?」
白斗の手の中には、ビー玉より一回り大きな紅い石があった。
だが、石というには透き通っており、ガラスかとも思ったが、それにしては曇りすぎている。
白斗「これはね。原石ってやつだよ!」
律奈「は?原石?」
白斗「うん。月の原石」
律奈は、何言ってんだコイツ…と思ったが、言われてみれば、その月の原石とやらは、今空に浮かんでいる月と同じような色をしていた。
律奈がそのようなことを考えていると、白斗はその月の原石を律奈の手に置いた。
白斗「これ、りっちゃんにあげる。」
律奈「…え、いいのか?あんなに一生懸命探してたのに…」
白斗「うん!だって、元々りっちゃんにあげたくて、探してたんだから!」
そう言うと、白斗は片膝をついて律奈に言った。
白斗「りっちゃん。いつか、本物の宝石をあげる。絶対。」
白斗「だから、僕と結婚してください。」
律奈は驚いた。まさか、唯一の友達が自分に恋愛的な好意を持ってただなんて…と。
でも、考えてみれば、いつも側に居てくれたのは白斗だ。
あんなに嫌いだった人間も、白斗なら受け入れられた。
こんなにもぶっきらぼうに接しているにも関わらず、笑顔で応えてくれるのも白斗だった。
そう考えた瞬間、律奈の顔はだんだんと赤くなった。
そして、
律奈「は、はい…///」
小声でそう言った。
白斗「え!?まじ!」
白斗「やったー!! 」
その返事を聞いて、白斗は飛んだり跳ねたりして、喜んだ。
律奈「で、でも大人になってからだ!!さすがに…今はちょっと…//」
そのような会話が続き、その後、2人はそれぞれの家へと帰った。
もう夕日は西へと沈み、街全体が闇に包まれ、所々で明かりが灯る
その中で紅い月だけが不気味に夜の空へと浮かんでいた。
律奈は知らなかった。
今日の体験が自分の人生を大きく変えることになるなんて。
《最後に》
はじめまして!
クリームソダ🍹です!
初投稿見てくださりありがとうございます!!
すぐに次の話を創り、投稿したいと考えていますが…
申し訳ありませんが、私、絶賛受験生でありまして… 投稿頻度が遅れると思います、、
それでもよい方は、♡とフォローしてくださると、とても嬉しいし、勉強の励みになります!
これから、何卒、クリームソダ🍹をよろしくお願いします!!