テラーノベル
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食堂に囚人達を全員運び終えた。
他の棟の囚人と看守もいた。
それにしても… 囚人の数に対して 看守の数が少なすぎませんかね
肩にぽんと手を置かれた。
「っ?!」
突然のことで驚きビクッとしてしまった。情けない。
いつも気を張って背後は特に警戒しているのにどうやって?誰が?
振り向くと反対側に立っていた看守がいた。
「やぁやぁ、君が新人なのに厄介な囚人達の看守になったって言う可哀想な警官かな?」
いやに明るい笑顔。そして馴れ馴れしい。
めちゃくちゃ距離が近い。
「……いつの間に背後に?先程まであっち側にいませんでしたか?」
気配を消すのがうますぎる。何者なんでしょうねこの方。
「まぁまぁそんなことは置いといてさ〜」
ヘラヘラと笑っている。
こう言うタイプははっきり言って苦手。
ジロジロと私の容姿を眺めて一言。
「小さいねぇ」
ピキッ。
「あー気にしてた?ごめんね〜」
ケラケラと笑う。
なんですかこの看守。
私の地雷を踏みまくってるんですが。
この刑務所囚人も看守もこういう人ばっかりなんですけど……
暫くして囚人達の食べる時間が終わった。
食事の時間中ずっと隣であの看守に地雷を踏み抜かされたせいか、自分でもわかるくらい苛立っている。 落ち着け。
「……なんか怒ってる?」
アメリカの顔を見るだけでイラっときた。
チッ。
短く舌打ちして食堂から出る。
自分らしくない。落ち着かないと、
「なになに怖っ」
「良いから黙ってついてきなさい」
この刑務所はストレスの原因の塊ですね。
コメント
1件
うわあ、新人さん早速変な看守に絡まれてますね…。「小さいねぇ」からの「ピキッ」、地雷踏み抜かれる感じがめちゃくちゃ伝わってきました(笑)。あの明るくて距離感バグってる看守、何者なんでしょう。気配消しも異様にうまいし、単なる嫌な奴には見えない…。主人公の苛立ちと「自分らしくない」って自己分析も気になるポイントです。続き読みたいです!
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