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コメント
1件
わあ、第1話からめちゃくちゃ面白い……! 無気力組がアイドルって設定、神すぎるよ。昼間はバレーに真剣で、夜は秘密の顔を持つ二重生活、もう続きが気になって気になって仕方ない。特に国見の「眠い」と研磨の「眠いけど行く」の温度差がたまらん。この6人がどうやってアイドルとバレーを両立していくのか、すごく楽しみだよ😭💞 ハイキューらぶ💞さんの新作、待ってました!
『無気力組はアイドル!?』第1話 ――ただの合同合宿
朝。
合宿所の前には、たくさんの高校生が集まっていた。
「……眠い」
青葉城西のジャージを着た国見が、欠伸をする。
「国見ちゃん、朝から眠そう!」
「及川さんが朝からうるさいんですよ」
「ひどい!」
岩泉が及川の頭を軽く叩く。
「ほら、バス乗るぞ」
「はい」
国見は眠そうなままバスへ向かった。
少し離れたところでは、白鳥沢の白布が荷物を持って歩いている。
「白布!」
「何ですか、瀬見さん」
「今日もよろしくな!」
「はい」
その後ろでは五色が元気よく走っている。
「白布さん!今日こそ俺――」
「まず落ち着け」
「はい!」
烏野では、
「ツッキー!」
「何、山口」
「今日の練習、頑張ろう!」
「……まあ、適当に」
「またそれ言ってる!」
音駒では黒尾が研磨の荷物を見ていた。
「研磨、お前また荷物重くね?」
「ゲーム入ってる」
「合宿にゲーム持ってくんなよ!」
「必要」
「何に!?」
稲荷崎では宮侑が角名に絡んでいる。
「角名!今日俺と――」
「嫌」
「まだ何も言うてへんやろ!」
「だいたい分かる」
「なんでや!」
そして梟谷。
「赤葦ー!」
「はい」
木兎がいつものように赤葦を呼ぶ。
「今日、俺絶好調!」
「それは良かったです」
「もっと喜んで!」
「はいはい」
「絶対思ってない!」
赤葦は苦笑する。
――どこから見ても、普通の合同合宿。
そして、この場にいる誰も知らない。
この6人が、放課後や休日には別の顔を持っていることを。
日本で大人気のアイドルグループ――
MIRAI。
KEI、EI、KEN、HOTARU、KENMA、RIN。
その正体が、この6人だということを。
もちろん、世間にも知られていない。
ファンも知らない。
学校の仲間も知らない。
事務所が徹底的に秘密を守っている。
だからこそ――
「集合!」
監督の声が響く。
「今日は基礎練習から入るぞ!」
「はい!」
6人も、それぞれのチームへ戻っていく。
アイドルではなく。
今はただのバレー部員。
国見は青葉城西で。
白布は白鳥沢で。
月島は烏野で。
研磨は音駒で。
角名は稲荷崎で。
赤葦は梟谷で。
それぞれ普通にバレーをする。
そして夜。
全員が練習を終えたあと――
6人のスマホが、ほぼ同時に震えた。
【MIRAIグループ連絡】
赤葦からだった。
『今日23時、消灯後に少しだけ集合できますか?』
国見。
『了解』
白布。
『分かりました』
月島。
『……了解』
研磨。
『眠いけど行く』
角名。
『はーい』
赤葦。
『ありがとうございます。明日の練習もあるので、30分だけにしましょう』
6人はそれぞれスマホを閉じた。
昼間は、普通の高校生。
夜になれば――
誰にも知られていない、MIRAIのメンバー。
秘密の二重生活が、始まった。