…あれ
オレは今…何してるんだろう…
こいつらは誰だ…?
オレを連れてきたおかっぱ頭の男と…
眼鏡かけた…女…?なのか…?
あと猫みたいな変な男が2人…
一体どうなってるんだ…
とりあえず今はこいつらの指示に従っておこう…
あれかどれくらいの月日がたったんだ…?
まだここに来て数週間…なはず…。
あぁ、まだ自己紹介してなかったな…
オレの名前は…
名前は…
名前…
なんで…どうして?
『セバスチャーン♡』
そうだ…オレの名前は…
セバスチャン・デ・トマトスミス・チキンレッグス…
オレはそんな名前じゃなかった…!!
でももう何も思い出せない…
クソッ…クソッ…!
オレは一体…どうなっちまったんだ…
『ねー!セバスチャンってば〜!無視しないでよ〜』
こいつはランダル…
オレの飼い主…らしい
というか飼い主ってなんだよ!
オレはペットじゃないのに!
『セーバースーチャーン?』
「もう…なんだようるせぇな…」
『あ、やっとわたしの方むいてくれた!』
「要件は?」
『ん〜、特に無いかな。』
「はぁ…?」
『でも、わたしがセバスチャンを呼んだってことは何かあったんだと思う!』
「相変わらず変なやつ… 」
ほんと可愛いな…
…は?
いやいや何考えてんだオレ…
ついに頭がイカレ始めたのか…?
危ない危ない…
あいつが可愛いなんてことあるわけないだろ…
そうだ…多分疲れてんだよ…!
よし、今日はもう寝よう…
『ん、セバスチャン寝るの?』
「あ〜…うん…」
『え〜つまんないの〜』
「オレはお前らと違って平凡な人間だから疲れるのも当たり前なんだよ…」
『そうなの?人間って怖いなぁ 』
「なんで?」
『だって人間ってちょっとした事ですーぐ壊れちゃうでしょ?』
『人間達は「そこが人間の美しいところだ!」とか何とか言ってるけど、そんなわけないよね。』
『好きなおもちゃだってすぐ壊れるやつより長ーく使える方が嬉しいでしょ?ふふふっ』
やっぱりこいつは変わってる…
でも、確かにそうなんじゃないかって思う自分もいる…ような気がする…
「…お前みたいなやつはいくら好きなおもちゃだとしてもすぐ飽きちゃうだろ…?だから早く死ぬんだよ…多分。」
こいつが言ってることをなんとしてでも否定したくて。
そう言ってみた。
するとこいつは…
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文の描き方がおらゔですわ(?)