「」← 保科、その他の人
『』← 鳴海
「 保科。」
「 ぁ、はい? 」
「 この資料を鳴海に届けてくれ。」
「 わかりました、っ! 」
有明りんかい基地は第一部隊が拠点としている場所。僕は今から資料を届けにそこに行く。
なぜだか鳴海隊長に逢うとなると鼓動が高まって、胸がどくどくする。
多分これは鳴海隊長が好きということ、…?だと思う。知らんけどな、?
自分の顔がニヤけてませんようにと願いながら有明りんかい基地に向かう。
こん〃((
『 入れ。』
「 失礼しま、s 」
『 っ!?保科ぁっっっ!?!? 』
「 るっさいですね、… 」
鳴海隊長はどうも僕を嫌っているらしい。
入ってきた途端こんな反応されるし、周りから僕達は “犬猿の仲” と言われているらしい。
いやそんなに仲が悪いわけではないやろ。
「 これ資料なんで、ここにサインお願いします。」
『 嫌だ。』
「 …はい? 」
自分の名前を書くだけって言うのにこれさえも面倒臭いというのか、??
はよ書いて貰わんと僕立川に帰れへんのやけど、…
「 ぃゃぃゃ、書いてもらわんと困ります。」
『 めんどくせー。』
「 そんなに僕に帰って欲しくないんですか? 」
少し意地悪な事言ってしまったかな。
まぁ、鳴海さんなら別にこんくらい、ね…
『 違う!!!、っ 』
「 ならサインして下さいよ。」
ぁ、せや。
「 サインしなかったらキスしますよ? 」
「 き、っ!?!?…⸝⸝ 」
僕だって男やしそんぐらいできるわ。と言いたくなるほど鳴海さんはとても驚いていた。
照れた表情なんて見せない鳴海さんは頬を真っ赤に染めていた。
もしかして鳴海さん、…童貞??
こんな事を考えているうちに鳴海さんはサインしているだろうと思い資料を見たが、
まだサインしていない。
「 ぁの、~鳴海さん? 」
『 …、っ 』
「 ぇっと、? 」
何この人キスして欲しいんか!?
『 きす、しろよ、っ⸝⸝ 』
「 は、い…?? 」
続く、
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡50
コメント
4件
か わ よ 、ッ 💘 💘 保 鳴 も 良 い 、🫶🏻 💕