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目を覚ますと,どこかも分からない,豪華そうな部屋の中
ふかふかのベッドでアタシは寝ていた
ベッド近くの小さな机には,変身デバイスとスマホ
急いでその二つをとって扉に向かい,ドアノブに手をかけ力を込めようとしたら扉が開いた
扉を開けたのは猫耳と尻尾がついた男性?かな?が居た
『うわっ!猫耳だ! ぐしゅっ!』
猫アレルギーが発症し,くしゃみが出て身体中痛痒くなる
目の前の人はアタシが何かアレルギー持ちなのだと気づき,少し後ずさった
「猫アレルギー…ですか」
うわっこの人よく見るとイケメン……と思いながら言葉を返す
『ご察しの通りでございます…… 』
僕がそう言うとスッとその人は更に離れた
『すみません……』
「構いませんよ
私の後について来てください」
ここは言う通りにしたほうがいいと思い,ついて行く。ほんの少し距離を保って
『あの,さっきの人…と言うか,俺を追いかけてた悪魔?って……』
僕がそう聞くと歩きながらオペラさん(名前聞いた)は答えた
オペラ「担いでこちらに来ましたよ
そして任せるとだけ言って帰りました 」
良かったぁ食べられたりしなくて!!!!!
暫く話しながら歩いているとある扉の前でオペラさんが止まった
アタシも止まる
オペラさんはノックもせずに中に入って行った
俺も着いて行く
中には男の子とおじいさんの悪魔がいた
??「君が佐伯アイちゃんかな?」
いつの間に名前を…!?
??「是非孫になってくれないかな!?」
『えっ!?』
アタシはそんなぶっ飛んだ言葉に目を見開いた
??「お願いだよお!!
女の子の孫も欲しいんだ!!」
おじいさんは全力で泣きついて俺の手を掴む
『いや,でも僕…!』
??「お願いだアイちゃん!!」
アタシは結局押し負けてハンコを押してしまった
ヒーローという職業柄なのか,アタシの元々の性格なのか,泣きつかれたら中々断れないのだ
というか,ルカ兄達心配してるよね…突然居なくなっちゃったし…
男の子「あの…」
おずおずと先に居た男の子が話しかけてきた
『あの,君は…?あ!俺は佐伯アイ
え〜と,君の名前は…?』
なるべく笑顔で目の前の少年の名前を尋ねた
男の子「ぼ,僕は鈴木入間っていいます!」
へぇ,イルマ
入る間と書いて入間かな?
『素敵な名前だね』
なんか響きが可愛い
入間「さ,佐伯さんのお名前もとっても素敵ですよ!」
あわあわと入間くんは言う
『そう?ありがとう入間くん』
アタシはテツと違ってそこまで人見知りでは無いため,入間くんの顔を見ながら話す