続きです
太宰は部屋に入ると、ソファーに中也を寝かせる。
『はっ、……ぁう…///』
中也は気を失いながらも、時々身体を震わせて声を漏らしている。
「(まだ薬が抜け切ってないのか。それにしても、こんなものどんな任務に行ったら盛られるんやら。)」
「(此のまま寝かしておくのもひとつだけど、それじゃあ勿体無い気がするし…。)」
「…。笑」
太宰は笑みを浮かべると、中也に覆い被さるようにソファーに乗る。
太宰から見た中也は頬を赤く染め、甘い顔をしている。
「(ほんと、エロい顔してるよね。)」
「(何処までしたら起きるのかな?)」
太宰は中也の唇を奪った。
「甘。」
今起きたらどんな反応をするだろうか、
太宰はそんなことを考えていた。
それから太宰は中也の帽子、チョーカー、手袋、上着、などを脱がせていく。
ふと、太宰は思った。
太宰は中也の顔を見つめると、
「(くせっ毛。ふわふわしてる。)」
「(そういえば髪、いつ切ったんだろ、前は縛ってる髪が尻尾みたいで可愛かったなぁ。)」
思わず髪を触ってしまう。
太宰は普段触らせてくれない中也の髪を暫く堪能していた。
『ふ、……んふぅ………、// 』
「(可愛い。)」
太宰は中也のワイシャツのボタンを外し始める。
綺麗な肌だ。
腹部には一年前の傷の跡がある。
太宰は中也の肌を指でなぞる。
『ふっ……ぅうっ、//』
太宰が触れる度に中也の身体はビクビクと震えている。
それを数回繰り返した後、
太宰は何か思いついたような顔をした。
そうして、太宰は顔を中也の肌に近づけ、
舐めて、噛んで、
終いにはキスマークまで付けていた。
その間に中也は、何度か達していた。
白い肌に赤い花がいくつもあるのを見て、
太宰は満足そうな顔を浮かべた。
数分後、
中也は起きた。
まだ身体は少し熱を持っている。
『んぅ……?』
「あ、やっと起きたの。中也。」
『…は?』
中也は今自分に起こっている現象が理解出来ていない。
それは無理もない。
なんせ、任務帰りだった筈なのにソファーにいて、自分の上には大嫌いな奴がいる。
おまけに、手袋も上着もなく、ワイシャツの前は全開だ。そして、下半身は不快感のある違和感。
『…っ!//はあ!?ちょっ、…どけ!!』
中也は太宰の胸を叩いてどかそうとするが、まだ身体から完全に盛られた薬は抜けていない。
体に力が入らないので
無意味な抵抗に近かった。
「弱いねぇ。そんなんで抵抗してるつもりかい? 」
太宰はいとも簡単に中也の腕を掴み、自身のベルトで拘束する。
『やめっ、離せっ!!』
中也の声を無視し、太宰は拘束した腕を中也の頭の上で抑え、自分の膝を中也のそこに押し付ける。
『んあっ!?!?あ゛っ、い゛や゛だぁ//』
『やめろっ//ああっ…い゛っ!?』
『う゛あ゛あ゛っ、///』
また、イってしまった。
「先刻から早いねぇ。薬の効果かな?」
「それとも、最近シてなかった?」
『…っ!///ち……げぇ、し…///』
「じゃあシたんだ。」
『ちっげぇよ!!///』
「へぇ?あ、君にいい事を教えよう!」
『ンだよ。』
「中也一寸此方向いてー。」
太宰はポケットから出した携帯で写真を撮る。
『何撮ってンだよ!?』
「ほらほら見給え!」
太宰は今撮った写真を中也に見せる。
『…ッ!?///』
中也の表情には驚きや怒りもあっただろうが、羞恥心が大部分を占めていた。
中也は自身の体にあるいくつもの跡に言葉を失っていた。
関係ない話ですけど今日部活のお別れ試合だったんですよ。
引退してからろくに運動してなかったので、色々やばかったです。
明日は全身筋肉痛確定です。
コメント
5件
おっっっっっ腐ぅッッッ!!!!!!( ´ཫ` ) なんかもう、表現の仕方とか最高に好きですよぉぉぉぉ!あと中也がえr(((( 部活お疲れ様です……、私も最近動いてないから体力が存在ごと消えそうです……() 神作有難う御座います有難う御座いますッッッ(ノ_ _)ノ✨