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___これって…
「人工の魔族__…?」
(__やらなきゃ何も変わらない。助けれない。)
私はいつも持っているカバンの中からハーモニカを取り出し、優しく息を吹きかけた。
(__この音なら普通の魔族は怯むはず。)
__音は、桜の花びらが舞うように…ふわりと街へ響いていった。
__大きな怪獣にその音が当たったとき、耳を裂くような音が跳ね返ってきた。
「__ッ…やっぱり…、普通じゃない…!」
人工の魔族がこっちを向いた。相変わらずの不快な音で。
「__あんたのその音…きれいな音に変えてあげる_」
私はもう一度ハーモニカで…さっきよりも強く…きれいな音を出した。
(__マジかぁ_効いてないし)
偽魔族のお腹あたりをよく見ると、
「なにあれ、」
赤く点滅していた。
(魔法石…?ぃや、違う…?)
また偽魔族が不快な音を出して攻撃してきたから避けようとした…が、少しかすった。
(_?…さっきは…避けれたはず…)
また、不気味に真っ赤に点滅していた____。