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Kira
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初めまして。ちよみと申します。
初投稿ですので優しい目で見てもらえると嬉しいです。
🩷side
付き合ってから約3ヶ月、仁人とは会える日が少なくなり欲求不満が爆発寸前のところまできていた。
スタジオや事務所で会ってもすれ違う程度。
お互い次の仕事が待っていることが多く、ゆっくり立ち止まって話している場合ではなかった。
勇斗「ねーえ、スタッフさん」
吉田スタッフ「どうされました?」
勇斗「仁人の次のオフっていつかわかります?」
吉田スタッフ「…あーちょっと待ってくださいね、」
勇斗「はーい」
吉田スタッフ「………あ、この日午後から空いてますね。次の日も仕事ないですよ」
勇斗「え〜そんな日もあるんだぁ」
吉田スタッフ「私スケジュール確認したんですけど、確かこの日全員オフなんですよ、珍しいですね〜ってスタッフの間では話題になってて…」
勇斗「……へぇ〜、そうなんですね!ありがとうございます」
まさかの珍しく2日間オフということが発覚し、すぐ仁人に連絡しようと思いスマホを取り出した時、ちょこんと俺の後ろの服を掴む仁人がいた。
勇斗「うわっ、どうしたの!?」
仁人「……………」
お得意の上目遣いでうるうるした顔を見せてくる。
本当に可愛い。
勇斗「…えっと、どしたの、じんちゃん?」
仁人「…スタッフさんと何話してたの?」
おそらくこれはヤキモチだな。
珍しいと思いながら、顔はニヤニヤを隠せずにいた。
勇斗「嫉妬してるんでしょ〜?」
仁人「…………うるさい」
仁人は俺に顔を背けて、すぐ反対方向を向き戻っていこうとした。
せっかくの休日を逃すまいと勢いに任せて仁人を呼び止めた。
勇斗「仁人!、25と26って空いてる?」
仁人「……空いてたと思うけど、…何?」
勇斗「なにも予定入れないでね」
仁人「?……わかった」
これでよかったのかなぁ〜とかカッコ悪いだろ…とか色々考えつつも、これで一緒の時間を過ごすことができることが確定し、心の中でガッツポーズをした。
25日/午前中
会議が始まる10分前ほど、少しずつメンバーとスタッフがぞろぞろ集まりもう少しで始りそうな雰囲気が漂っていた。
バイブ音が鳴り、スマホを見るとそこには一通の通知がきていた。
『「この後どこ集合?」』
愛しの恋人からのメールの嬉しさで胸が爆発しそうだった。
すぐに「俺の家」と返した。
するともう一件。
『「一旦帰ってから行く」』
一緒には来ないのか、残念に思ったが、この後自分の家に愛しの恋人がくると想像するだけで頭がいっぱいになってしまう。
会話を終えるとちょうど会議が始まった。
集中できるわけがなく、ずっと仁人の方を見つめていた。
目が合った時、明らかに口パクで「みるな」と言っているように見えた。
それすら愛おしかった。
やっと会議が終わり、時刻は20時でとても午後からオフという感じではなかったが、明日も休みならいいだろうとも思えた。
💛side
会議が終わり手配された車へすぐ乗り込む。
家に着いたのはいいが、なんのためにお呼ばれされたのか懸命に考え込んでしまう。
これはお家デートをするために呼んだのだろうか…、一応恋人なのだからやることをやるために呼ばれた可能性があると思い、風呂に駆け込む。
洗浄をしっかり行い、潤滑油をたっぷり含み、アナルプラグで塞いだ。
ひと段落し、メールで勇斗に「今から向かう」とだけ連絡を入れてすぐに向かった。
勇斗「あ〜、やっと来てくれた!遅かったな〜」
仁人「……ちょっと、ね」
遅れてきたことに対しての罪悪感なのか、おずおずと部屋に入ってくる様子が可愛らしい。
勇斗「合鍵で入ってきたんだ、気が付かなかったぁ」
俺はすぐソファから立ち上がり、可愛さのあまりに無意識のうち仁人の頭を撫でていた。
仁人「なんで頭撫でてるの?」
少し怒っているようにも聞こえるが、耳がほんのりピンク色に染まっているのを見て、さらに可愛さが増してしまう。
勇斗「そりゃあかわいいからに決まってる」
仁人「はなせはなせ」
勇斗「猫ちゃんじゃん笑……ほらほらご飯あるから食べよ?」
仁人「うまそ……」
勇斗「だろー?デリバリーだけど」
仁人「皿取ってくる」
机の上に並べられたたくさんの料理に目を輝かせながら急いで皿を持ってくる姿が愛らしくて仕方がない。
よほどお腹が空いていたのか、ハムスターのようにたくさん頬に詰め込んでいた。
そんないっぱい口に入れて頬張る姿も見逃すはずがない。
ずっと仁人のことを見つめていた。
仁人「……俺ばっか見てないで食べなよ…」
バレてた
勇斗「……すみません笑」
💛side
腹もいっぱいになり満たされた。
久しぶりにたくさんのご飯を頬張った気がする。
もうそろそろいい時間帯。
…今日するのかな、はやともソファでのんびりしてるし、このまま寝ちゃうかもな。
勇斗「おしっ、風呂沸かしてくるわ」
仁人「……………」
勇斗「……ん?どうした?」
優しい目だった。
勇斗は特にスケジュールが大変で俺なんかに構ってる場合ではないと思う。
こんなところで時間削ってまですることじゃない、はず。
けど……一応、
仁人「………今日って、その、…するの?」
勇斗「仁人はしたいの?」
意地悪だ。
何て答えるのがいいのか正解がわからなかった。
俺がしたいと言えば勇斗は優しいから俺を抱くだろう。
けど、別に。なんて素っ気なく答えればそっか、と言って終わるとも思える………
仁人「………潤滑油入れてる、やらないならお風呂で流す……」
絶対間違った回答だろと思いながら、真実を伝えた。
数秒間、沈黙が続いた。
恥ずかしくて勇斗の顔は見ることができなかった。
今どんな顔してるんだろう……、
そんなことを考えていると、怖くなりぎゅっと目を瞑って下を向いてしまった。
勇斗「………ま、じ……?」
それはどういう反応……、?
仁人「まじだけど…」
勇斗「ちょっと待ってて、すぐ風呂入るから!」
正解だったらしい。
急いで風呂場に向かう勇斗に「ゆっくりでいいから」なんて優しい言葉を言い、俺は寝室に向かった。
ローションやコンドームが充分にあることを確認し、大きなダブルスベッドに仰向けになり天井を見つめた。
性行為は本当に久しぶりだった。
できたてほやほやのカップルでまだ深いキスすらしたことない。
だが、仕事も重なり忙しく、時間がなかなか作れないのも理由だった。
なんか変に緊張してきた………、