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•♥𝓇𝓎𝓊𝓃𝒶♥•
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氷雅
2,012
#吸血鬼
ミリア
14
『縁側』
お盆になり、私はおばあちゃん家に来ていた。
おばあちゃん家には縁側があり、昔から大好きだった。
夏になると、お昼寝をしたり、おばあちゃんと話したり。
私にとって、たくさんの思い出が詰まった場所だ。
すると、おばあちゃんがやってきて
「これお食べ」
そう言いながらスイカをくれた。
食べやすいように小さく切られていた。
「ありがとう!」
私はスイカを受け取った。
しかし、突然トイレに行きたくなり、縁側にスイカを置いてトイレに向かった。
トイレを済ませて戻ると、縁側に置いたはずのスイカが無くなっていた。
「あれ?」
足元を見ると、縁側の床下から赤い汁がゆっくりと流れてきた。
床下からスイカの種が一粒、転がってきた。
解説 下にスクロール
解説
無くなったスイカ。そして 縁側の床下から赤い汁、スイカの種。何者かがスイカを食べたのだろうか。でも縁側の床下に何かがいるのは確かだ。
大好きだった場所が恐怖の場所に変わってしまうのはとてもつらい。
コメント
1件
うわ、夏の思い出の場所が一気に不気味になるの、めっちゃ怖いわ。スイカがなくなって、床下から赤い汁と種が…って想像しただけでゾッとする。最後の解説で「大好きだった場所が恐怖の場所に変わる」って一文が沁みた。短いけど情景が浮かぶホラー、好きだわ。