テラーノベル
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霜月リラ@瑠璃ノ月第4夜
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25
引退時。くわしくは作品へ
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くじらくも
二
くじらは、運動場の上で、ぴたりと止まりました。
そして、子供たちを じっと見つめました。
「みんな、ここへおいで。」
くじらが、呼んでいるようでした。
「よし、あそこまで跳び上がろう。」
先生と子供たちは、手をつないで、輪になりました。
「天まで届け、一、二、三。」
みんなで、いっせいに跳び上がりました。
でも、跳び上がったのは、ほんの少しでした。
「もっと高く、もっと高く。」
くじらくもが、応援しました。
「天まで届け、一、二、三。」
今度は、さっきよりも 高く跳び上がりました。
でも、まだ、くじらくもには 届きません。
二段落 終わり
コメント
1件
うわ、めっちゃ絵本みたいな優しい世界やん…。 子供たちが体操してる平和な風景に、急に現れる真っ白なくじら雲。 「おーい」って手振ったら、くじらも潮吹き返してくれるのが可愛すぎる。 二段落だけでちゃんと「心がじんわり温かくなる」って体験ができた。 続きも気になるわ〜。