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あ
16
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「おい……緩めろ……っ、」
喉が圧迫されて、上手く息が吸えない。
首を絞めつけられる肉体的な苦しさと、5人の幼なじみたちの歪んだ執着からくる精神的な限界。俺は涙で視界を滲ませながら、必死に声を絞り出した。
「蓮、拓海、大和、陸……。頼むから……チョーカー、緩めてくれ、……っ」
翔太はいつの間にか部屋を出ていったのか、気づけば俺を取り囲んでいるのはその4人だけだった。
屈辱に耐えながら懇願する俺の姿を見下ろして、陸がフッと楽しそうに口元を歪める。
「あはは! いるま、マジで苦しそうな顔。……でも、ちゃんと俺たちの名前、順番に呼んでお願いできたからさ」
陸はそう言うと、俺の首元に手を伸ばした。
「仕方ないなぁ。いるまがそんな可愛い声で頼むから、ちょっとだけ緩めてあげる」
パチ、と陸の指先が首の後ろの金具を操作し、きつかった革の締め付けが一段階緩められる。
「はっ……、ふ、ぅ……」
一気に肺に空気が流れ込み、俺は激しく咳き込みながら呼吸を整えた。
「ほら、陸にお礼は? 緩めてもらえて良かったね、いるま」
大和が俺の乱れた髪を優しく梳かしながら、耳元でくすくすと笑う。
「陸、ありがと……っ」
言いたくもない感謝の言葉を口にさせられ、俺のプライドはさらに削られていく。
「これで少しは楽になったろ? じゃあ、次は太ももの方も緩めてほしかったら……どうすればいいか、分かってるよな?」
拓海が俺の右の太ももに付けられたもう一本のチョーカーを指先で弾いた。
蓮は俺の手首を掴んだまま、逃げ場のない俺の表情を満足げに見つめている。
少し優しくされたところで、俺が一軍の奴らの『飼い犬』として支配されている状況は何一つ変わらない。
俺は呼吸を荒くしながら、4人の冷酷で歪んだ愛撫の中で、ただじっと耐え続けるしかなかった。
コメント
1件
あー、これキツいわ……。いるまが首絞められて苦しんでる描写、読んでてこっちまで息苦しくなった。陸が「可愛い声で頼むから」って緩めてやる流れとか、支配の形がえぐい。大和の優しく髪を梳く仕草も、逆にゾッとするな。「飼い犬」って自覚させられながら耐えるしかない状況、精神削られるのが痛いほど伝わってきた。続き、いるまの選択が気になるわ。