TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「全く、あの唐変木はっ…俺の手帳には夕方、行方不明な同僚を探しにいくとは書いていない!!」




「まあまあ、国木田くん。治は本能に従ったんだよ。最早あれは血に刻み込まれている。」





日の落ちかけている夕方、国木田くんと共に治を探す。

全く、昔から変わらない自殺癖はいつ治るのだろうか。

まあ治そうとしたところで無駄だろうが。





「!!太宰!!こんなところにいたのか!!」




国木田くんの声が聞こえ、其方をみると治と小汚い服を着た月色の髪の少年がいた。




「おさむ〜探したんですけど?」



「嗚呼、すまないね、お詫びと言ってはなんだが共に心中をしないかい?」



「ご遠慮します。」



「ちぇっ」




矢張り直した方がいいのだろうか。この自殺癖。








時は変わってとある食事処。


月色の髪の少年は中島敦というらしく、茶漬けをありえないほど(国木田くんの奢りで)頼み、口にいっぱいに頬張っていた。



「ねえねえ国木田くん、私の善哉も奢ってはくれないのかーい?ここの善哉は絶品なのだよ。前乱歩さんと行った時も絶賛していてねえ、兎に角最高なんだ!」


あの人餅だけ残すから私が全部食べたんだっけ。乱歩さんも癖の強い人だよなあ…




「美味しいという理由だけで奢りになるはずがないだろう!!……というより羅紫、お前、乱歩さんと2人で行ったのか…?」




「うん、そうだよ。餅だけ残すから私が頑張って食べたのさ。だから小豆と餅のある状態の善哉はさらに格別っっ!!」



「ふーーん?」




「なにさ治、若しかして一緒に行きたかったの

〜?」



一寸揶揄ってみよう!何時も自殺癖に悩まされているし、仕返しだ!



「うん。羅紫と一緒に行きたかった。2人で。」



「うそん…」



そんな正直に答えるんだ…逆に恥ずかしい…





「あっ、国木田くん、私乱歩さんに善哉買って帰るからそれも奢ってー!」



「だから奢らないと言っているだろう!!」



もー頭が硬いな国木田くんは。




「分かったよ、経費で落とす。乱歩さん名義で落として貰えばいける。」



「なんだと!?おい羅紫、、、羅紫!!!!!」



逃げるが勝ちだ!敦少年が終始スペキャ顔をしていたのは触れないでおこう。

文豪ストレイドッグス 恋愛怪奇譚

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

34

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚