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はー弱点出すかー
そこまででもないけど
※展開急かも
いつものように烏間先生と亜依が訓練している。
亜依「先生今日ちょっと動き鋭い〜!わかるよ〜!」
烏間「褒めているのか馬鹿にしているのかどっちだ」
朗らかでいつもの空気
――だったのに
突然、林の向こうから薄い煙が漂う
烏間「……煙?この山にそんな予定は——」
煙は細く、しかし広がる気配が速い。
亜依「……先生、これ“普通の煙”じゃない。匂いが…変!」
烏間「! 後退しろ蛯原!!」
木々の間から現れた男は黒いマスクにゴーグル。
化学散布用の装置を背負っている謎の男。
男「久しぶりだな、蛯原亜依。覚えているか?“失敗作(サンプル)05番”」
亜依「……」
明るい表情が止まる。
烏間「蛯原、知り合いか?」
亜依「……昔……少しだけ……」
彼女の声がいつもより静か。
男、もう一度煙を散布
烏間「蛯原、離れろ!吸うな!」
男が撒いたのは、神経伝達を鈍らせるタイプのガス。
即死性はないが、反応速度を奪う危険なもの。
亜依「先生ッ!!」
次の瞬間、烏間先生の動線にガスが広がる。
亜依が先生の腕を掴んで 強引に後ろへ引きずり出す!
烏間「ぐッ……!なんて力だ!」
男「へぇ……その男を助けるのか。“毒に耐性のある怪物”の君が」
言葉が挑発的すぎる。
亜依、ガスに包まれる
茅野(遠くから)「あれ……亜依ちゃん!?なんか変な煙の中に……!」
E組が駆け寄ってくる。
烏間「近づくな!これは——」
その時。
亜依が煙の中でふらつく。
茅野「え?亜依ちゃん、毒効かないんじゃ……?」
亜依「……あっ、あ……れ…?
からだ……が……うご…か、ない……」
足が地面に崩れかける。
渚「嘘だ……!?」
烏間先生、すぐに亜依を抱えて離脱
烏間「蛯原!!しっかりしろ!!——ガスは“経口”や“摂取”じゃない。呼吸器系から神経に入るタイプ、か……!!」
亜依「せん…せ……ごめ……」
烏間「謝るな!」
先生の声が珍しく荒い
敵の男は静かに言う
男「蛯原亜依。耐性があるのは“消化系と血中毒素”だけだ。**吸い込むタイプは弱点のまま、何も変わっていない。**昔と同じだよ」
E組全員「昔……!?」
烏間先生、鋭く構える
烏間「……これ以上生徒に手を出せば即座に制圧する。ここは戦場ではない。退け」
男は烏間先生の殺気に舌打ちし、煙幕を焚いて姿を消す。
ガスの薄まった場所で、亜依が息を整える。
亜依「……はぁ…ッ……だい、じょぶ……」
烏間「無理に喋るな。……蛯原、すまない。俺が気づくのが遅かった」
亜依「ちが……うよ……私……が……ガス系、だけは……弱いの……」
茅野「亜依ちゃん……」
渚「……知らなかった」
亜依「……でも……先生守れたから……へへ……よかった……」
烏間「それを笑うな。弱点があるなら——補えばいい。君はひとりじゃない」
E組全員が亜依の周りに集まっていく。
カルマ「……弱点あったからってどうしたよ。味方はこんなにいるんだよ?」
寺坂「逆に燃えるだろ!克服しようぜ蛯原!」
亜依「みんな……!」
弱点が見えた。
でも仲間がそれを—弱点さえも包み込んだ——
ふぃーーー
烏間先生にクラップスタナー、くらわせたいですね((