久しぶりの投稿ですみません。
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nmmn,fwakになります!
※地雷の方はご注意ください。
※ご本人様とは一切関係ありません。
akn→『』
fw→「」
です。
どーぞ!
先日、ついに俺たちは一線を超えた。
俺の経験が無いばかりにかなり時間がかかっちゃったけど、ふわっちの腕の中は優しく暖かくて、俺が想像していたものよりずっとずっと幸せだった。
「大丈夫?痛くない?」
って、俺を心配して何度も聞いてくれたり、
「ありがとう明那」
と言って、まるでお花を触るみたいに優しく降ってくるキスは、俺への愛が沢山伝わってきて胸がいっぱいになって愛おしかった。
なのに。
その日からふわっちは、俺に触れるのを躊躇うようになった。
いや、触れるというか俺を求めなくなった。
お互いの愛を伝え合うようなキスをしたあと、少し前だったら俺を求めて手を伸ばしてきていたはずなのに、その手は俺の体をギュッと抱きしめてくるだけでそれ以上を求めてくることはなかった。
手が離されて目が合うと、ふわっと優しく笑いかけられて頭を撫でられる。
その後は何も無いまま眠りにつくだけ。
最近はこれで一日が終わる。
別にそれが嫌というわけじゃない。
それだけでも十分愛を感じられて普通に幸せだからこれでいいとも思う。
でも、やっぱりこれだけじゃふわっちの特別という感じがしなくて……寂しい。
せっかく恋人同士になれたのに。
俺だけの。恋人としてのふわっちを感じたい。
スるのはそりゃ恥ずかしいけど、ふわっちとシた時のこれでもないくらいの幸福感にまた包まれたかった。
ふわっちから誘われるの待ってるからダメなんかな?
かと言って俺から誘うなんて絶対無理だもん…。
もしかしたら性欲強いって思われるかもしれんし、ふわっちに引かれるかもしれんし……。
『…もー、どーしよ…』
「ん?あきなどしたん?」
『うわあぁぁっ!ふわっち!?なんでおるん!?』
「あぇ?あきなの不破湊だから?」
悩みの原因の彼本人にいきなり話しかけられて、なんでおるん!?とか意味分からん質問をしてしまった。
そんなの、ここはふわっちの家でもあるんやし居て当然なのに。
まぁ答えも答えでなんかよく分からんけど。
『…い、いるなら言ってよ…。まじ、ビビったぁ…』
「にゃはは、ごめんね。驚かそうとした訳じゃなくて、なんかあきな悩んでそうやったから…」
『へっ!?…いやー?別にそんなことはー…』
「え、まさかあきにゃ…俺に見られたら困るようなことしてたん?」
なんてニヤニヤした顔で言われる。
ふわっちに見られたら困るわけじゃないけど、まぁ脳内を見られたら終わる訳で…。
あながち間違ってはない…んかな?
って、別に変なことはしてへんしっ!!
『そ、そんなわけないやろ…!』
そう言ってその場から逃げるようにソファから立ち上がった瞬間、後ろから手を引かれた。
『…えっ、、』
後ろを向くと、ふわっちが真剣な顔で俺を見つめてた。
「嘘。からかってごめん明那。本当は何かあったんやろ?」
ぐっ、と引っ張られふわっちの元へ引き寄せられる。
いつの間にかふわっちと向かい合うような形でソファに座っていた。
その間も手は掴まれたままで。
じーっと真剣な眼差しで俺を見つめるふわっち。
見透かされそうで、恥ずかしくて顔が見れない。
ここで正直に『寂しい』って『触って欲しい』って言っちゃえばいいことなんて分かってる。
でも、俺の変なプライドが邪魔してきてどうしても言えない。
『…もー、なんもないって』
「絶対嘘やん。俺には分かるで。何年の付き合いやと思ってんねん」
いやもう、感よすぎやろ。
ふわっちのこういう所ほんと好きだけどちょっと嫌い。
『え…ぁ…な、なんもないってば…!お風呂行ってくる!』
「え?ちょっ、あきなっ…!」
掴まれたままだった手を解いて、足早に風呂場に向かった。
コメント
4件
雨子様の書くシチュ最高すぎませんか? いつも癒しにさせてもらってます✨🥰
コメント失礼します! 雨子さんのfwak前からずっとみてて、本当に内容が面白くて凄いです✨ 溺愛のfwさんがちょっとツンデレなakさんにデレデレなのが最高過ぎます🥹 いつもありがとうございます🥹✨