青「うるみや!」
橙「ん?」
青「同棲したくない?!」
青「いや?」
橙「嫌ではないけど…」
青「じゃあ同棲しよ?」
青「手続きするね」
橙「ついに明日やな!」
青「そんなに楽しみなの〜?w」
明日はずっと前から準備していた同棲生活が始まる日。
各々の事情により今日準備が終わっても、暮らせるのは明日かららしい。
橙「だって大好きなしゃると四六時中おれんねんで!」
なにそれかわいい。
橙「毎回離れんのが辛いねん」
橙「もっともっとって思っちゃって。」
橙「今日もほんまは帰りたない。」
青「でも今すぐここでないと終電間に合わないよ?」
橙「いやや〜…」
橙「せっかくしゃるとおんのになんで終電なんかに会う時間決められなあかんねん…」
かわいい。さっきからかわいいが過ぎないか?
今すぐ抱きしめたい。大丈夫だよって言ってあげたい。
でも、今抱きしめちゃうときっと俺は君のことを帰してあげられなくなっちゃうから。
青「普通のカップルはそんなもんでしょ?」
青「手繋いでいいから一緒に帰ろう?」
橙「うん…」
橙「しゃるがそんな言うんやったら帰る」
青「俺が言わなくても帰ってくださいw」
青「鍵持った?」
橙「持ったで!」
青「じゃあ鍵閉めちゃうね」
橙「はよ手繋いでや!」
青「はいはい」
橙「もういやや」
青「しょうがないでしょ?」
青「次で降りなきゃ家帰れないよ?」
橙「しゃるんちで降りて乗せてってもらう」
青「なに言ってんの?w」
帰りたくないって駄々こねてる君が可愛すぎて尊死しそう。
俺も君を返したくない。ごめんね。
橙「帰る」
青「考えが突拍子すぎるんだよねぇw」
青「どうしたの?」
青「さっきまで帰りたくないって駄々こねてたのに」
橙「だってしゃるのこと困らせたないし…」
青「ごめんね。」
橙「大好き。」
青「知ってるw」
次は〜〇〇駅〜〇〇駅〜
橙「降りるな」
橙「また明日」
青「うん」
青「また明日」
ほぼ単語だけの会話。
君はほんとに寂しいときに気持ちが先走って文で離せなくなることは俺と君だけの秘密。
早朝。日が昇る少し前の澄んでいて冷たい空気が駅のホームを包み込む。
あんなに楽しみにしてる君はきっと始発で行くんだと思い、君より前の駅に乗り込む。
始発電車に乗っているのは自分を含めても5人ほど、きっと電車酔いする君は座席に座ることが出来るはず。
次は〇〇駅〜〇〇駅〜
うるみやの最寄り駅。
やっぱり俺の予想通り電車には太陽と言うには時間が早すぎるオレンジ頭が乗ってきた。
青「おはよw」
橙「ってしゃる?!」
橙「こんな早くに何しとるん?!」
青「うるみやなら朝イチで来るだろうなって思ったらビンゴw」
青「うるみやこそ何してるの?w」
橙「うるみやはッ///」
青「朝イチで来てくれたの?そんなに俺に会いたかったの?w」
橙「うるさい//悪いか///」
青「悪くないよw」
青「かわいい。」
橙「/////」
橙「しゃるのバカ///」
青「え”」
橙「しゃる〜アイス食べるか〜?」
青「食べる〜」
橙「どーぞ」
青「ありがと」
青「ねぇうるみや?」
橙「ん?」
青「うるみやは俺と同棲できて嬉しい?」
橙「そら嬉しいに決まっとるがな」
橙「しゃると買い物行って、一緒にご飯食べて、早く起きすぎたとか言って昼寝したり…」
橙「これ以上の幸せってなくない?」
ガバッ
橙「うおッ…」
青「ありがとう」
青「そんなふうに思ってくれてたんだね」
青「なんかさ、俺だけ楽しみなのかと思った」
青「はじめ俺が突っ走ったみたいな感じだったから」
橙「大好き」
橙「しゃるが言ってくれたん嬉しかった」
橙「でも、そんときうるみや同棲するとするとあかんみたいなこと聞いとってん」
橙「生活合わんで喧嘩なって結局別れてまう的な」
青「俺がうるみやのこと話すわけ無いでしょ?」
青「大好きだよ」
青「愛してる」
橙「!」
橙「俺も愛してる!」
コメント
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最後まで見てくださった皆さん!crnvでみたいカプやシチュあったら是非コメント残してってください!