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昨日の夜から何も食べていないし飲まず食わずだったなぁ……。
お腹が減ってきたけど、何かを食べる気にはなれないし飲む気になれない。
まあ、仕方ないか。
とりあえず、僕は身支度を整えることにした。
といっても、着替えたり顔を洗ったり歯磨きをしたりくらいだけどね。
それから少しして、部屋の扉がノックされた。
「おはようございます。朝食の準備ができておりますよ」
使用人の人の声だ。
「分かりました。すぐ行きます」
返事をして、部屋を出る。
そして食堂へ向かうと、既にみんな揃っていた。
「おはよう、ユウキ君」
「おはようございます」
挨拶を交わすと、僕達は席に着いた。
目の前にある料理からは美味しそうな匂いが立ち上っていて、食欲を刺激する。
今日の朝食当番はルフレさんなので、味の方も期待できそうですよ!
「いただきまーす!」
テーブルには私の他にスミアさんとティアモさんの三人がいたけど、みんな揃って元気よく挨拶をした。
もちろん、一番張り切ってるのはソールさんだけどね。
「ん~♪ やっぱり美味しいですね!」
早速一口食べてみると、あまりの美味しさに感動してしまった。
特に味付けが絶妙で、いくらでも食べられちゃいそうだよ。
「ありがとうございます、マーク。喜んでくれて嬉しいわ」
「あ、いえ。こちらこそ、いつも美味しいご飯を作ってもらって感謝してますから」
「ふふっ、お礼を言うのはわたしの方なんですよ?」
「えへへ、そういうことならお互い様ということで」