テラーノベル
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頭痛が酷い
この悪臭が原因だろう
ガブリエルの野郎…投げやがって
地面は死体だらけ、何故こんなに溜まってるのか…何かしら捨てれる場所はあるだろうに
あーーー…臭い…兎に角臭い
吐き気どころじゃない
所々骨なのか硬い
頬に付いた血を手で拭い周囲を見渡す
アレの気配はしない
『…何処に….あっ』
そっか
『上か』
その瞬間、天井からドロドロの肉団子の様なモノが降ってくる
ソレが鼻にかすり胃はもう空っぽなのに吐きそうになる
今は何も無い、一旦距離を取るのが最てk……あれ
ドサッとその場に倒れる
足に力が入らない、いや…全身の力が入らない
…
毒ガス?
痺れた様に動かない
周囲を見渡す、やけに目を動かしづらくイライラする
もう一度、ソレをよく見る
一部には髪が集まり、そのまた一部は不純物でも出すように液体が流れ続けている
口だと思われる場所は人間の歯がびっしりと隙間無く揃えてある
全体的な形は肉団子の様だ
……此奴させては食ってるな?
チラリとまだ新しいであろう死体を見る
全身が黒い、うねって,変形して…うわキモ
人間だとは思えんな
…形からしてギリ人間だろうし…人間だよな?
…てか
「.…ヌル…ヌル…(移動音)」
おっそ
自分の体重が重過ぎて動けんのか
いや馬鹿じゃねぇの
指を少し動かす
よし、いけそう
ゆっくりと立ち上がる
『ぁ”ーーーー…』
何だかビリビリする
死体使うのは倫理観的にまずい…よな
『ハァ…』
溜息を付き、肉団子の様なソレを力ある限り蹴る
『ッ…力入らんな』
しかも面積が無駄に大きい
クソッ
『どうすっかな』
この部屋、ハエとか全く居ない
その点については実に楽だ
臭いは今だに慣れんが呼吸出来ない事は無い
とりあえず一旦何か使える物…
そう思い、左手を伸ばした
その瞬間
『は…?』
腕が飲まれてた
正確には死体に、
死体の口が異様に広がっている、肉が手首、肘…どんどん登って……まずい喰われる
咄嗟に何故か起き上がっていた死体を蹴り飲まれるのを防ぐ
そして周りを見てようやく気付いた
ただの死体だと思っていたソレ は肉団子の様なモノの一部だと
『なっ』
私が気付いたと悟ったのか部屋全体が動いたように、地面、壁、天井、全ての肉が一斉に動く
『チィッ!!!!!』
あのガブリエル!!!!
『絶対ッ』
前後から波の様に覆い被さろうとした肉を後ろにバックし避ける
『新人のッ!』
ゴツンと鈍い音がなり肉が周囲に飛び散る
『仕事じゃねぇだろ!!!!』
バックし、柔らかいモノが背中に当たる
『ぁ…』
後ろには肉団子の様なソレ、ニチャア、と口角を上げ気持ち悪い笑みなのか分からない表情をした何かは待ってましたと言わんばかりに口を開け
飲み込んだ