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「お待たせ致しました
お次のお料理は
『ナポレオンロースト』
でございます」
次は魚料理が来た
見たことのない魚料理で今まで食べてきた魚料理とは全く違ういい匂いがした
私はこの後何も起こらないことを願いながら口に運んだ
例えが出てこない、今までにないようなおいしさだった
また眠くなった
抗っても無駄だとわかり私はそのまま眠りについた
目が覚めると私はでかい水槽の上に立っていた
今度の夢は自分で歩くこともできるし浮くこともできた
まるで幽体離脱をしたかのようにふよふよと浮いていた
今までこんな経験がなかったのでしばらく浮いて楽しんでいると
黒いスーツを着ている人が数名と手足を縛られ頭に袋をかぶせられた人が入ってきた
「悪いな、あんたを裏切ることになっちまって もうあんたの下で従うのは限界なんだ」
何やらどこかのグループの裏切りがあったらしい
そのまま手足を縛られている人は水槽の中へ落とされた
袋をかぶせられている人は必死に上へあがろうともがいていたが無駄だった
中へ引きずられ、一瞬にして水槽が真っ赤に染まった
その様子を見て黒いスーツの人たちは帰ろうとしていた
私は水槽の中は何があるのか気になり覗こうと壁に手をつこうとした
だがそれは壁ではなく鉄パイプだった
今までの夢ではものに触れることもできなかったが今回は違った
鉄パイプが倒れた
「誰だ!!!」
帰ろうと歩いていたスーツを着た人たちが一斉にこちらを振り返った
「…誰もいないな」
どうやら今回は私事態は見えてはいないが物には触れることができるらしい
しばらく歩いたり浮いたりしているとこの水槽がある部屋から出れないことが分かった
そしてこの部屋はあるグループの残飯処理部屋だとわかった
水槽に残飯を投げ処理してもらうらしい
しばらく…というよりだいぶ時間が経った
またスーツの人たちと手足を縛られ頭に袋をかぶせられた人が入ってきた
前見た時とスーツの人の人数が減っていた
「お前はもう用済みだ 俺のためにありがとな」
頭に袋をかぶせられた人は必死にもがいていた
腕のロープがほどけ黒いスーツの一人を水槽に落とした
それを見た他のスーツの人は急いで袋を被った人を水槽へ突き落した
「手間かけさせやがって 今日からこのグループのボスは俺だ」
どうやら残飯処理という部屋はもう用済みな物を処理する部屋らしい
それは人も対象に入っていた
その後も私は同じような現場を何度も見た