テラーノベル
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こんにちは!
作者の桜花です!
ハンドレッドノート様の短編集です!
チャットノベルver.の方でスワロウテイル様の短編集を書いているんですけど、私はノベルの方が向いているのではないか?ということでノベルver.で各ハウスの短編集を書いていきたいと思います!
ちなみに、初心者なので皆さんが納得してくださる作品を書けるかはとても怪しいです!
なので、それでもいいよという方はそのままお進み下さい!
今回はスワロウテイル様の短編集です!
ちなみに…健三様の過去の描写があります。
それでは!スタート!
健三side
??『お兄ちゃん!どこ??』
幼い少女の叫び声が響く。
健三『ここだよ!お兄ちゃんはここにいる!』
希美『お兄ちゃん!!』
幼い兄妹が手を繋ぎながら火の海から逃げようとしている。
しかし、まだ幼い二人は体力の限界がきていたのであろう。少し火から離れた距離で兄である健三が幼い妹にこう言う。
健三『希美。お兄ちゃんが大人の人を連れてくるから、ここで待ってて』
希美『え…でも』
健三『僕たち2人だけで逃げるのは難しい。だから、大人の人を呼んで少しでも助けを求めよう』
希美『…わかった。お兄ちゃん、気を付けてね』
少女はそう言って笑った。
健三は少女の頭を撫でて大人を呼ぶために必死に走りに行く。
2人にとって…健三にとってこの会話は兄妹の最期の会話となった。
〜〜
健三「………」
まどか「…?…三?ね、健三ってば!!」
健三「……ッ!」
健三「まどかさん…」
健三(私としたことが…)
健三は齢7歳にして、両親と妹を亡くしている。
あの時の火事によって、妹である希美は4歳にして、この世を去ってしまった。
その原因は紛れもない、自分(健三)のせいだ。
と、本人はそう思っている。
その後、16歳でネストに入社しとあるハウスの記録者になるもハウスの解散によってはぐれ記録者となった。
そんな中、恵美まどかと出会い、今では踏分誠一と共にスワロウテイルの記録者となっている。
まどか「健三〜?大丈夫?顔色悪いし、珍しくぼーっとしてたよ?」
まどか「……何かあった?」
健三「…昔の」
健三「昔のことを思い出してしまいました。大切な人が居なくなってしまう…あの光景を」
まどか「…それって」
健三「えぇ、あの日の火事の光景です」
まどか「…健三は今でもあの日の出来事は自分のせいだって思ってるの?」
健三「…はい、私のせいで…私がいなかったら両親や希美を失うことはなかったはずです」
まどか「それは違うよ」
まどか「あの日の火事はそもそも健三が引き起こしたものでも無いし、ご両親や希美さんを失ったことは健三にとって辛く重いものだけど3人とも健三のせいって思わない。少なくとも僕がその現場にいて健三の身内だとしたら思わないから」
珍しく真剣な眼差しでこちらを見るまどかの姿はとても歳下とは思えないほど強く頼もしい姿だった。
健三(…私はここにいて良いのでしょうか?2人の迷惑にはならないのでしょうか?)
まどか「ずっとここにいて」
健三「……ッ!」
まどか「健三、僕は健三の事を頼りにしてるし居なくなったら困る存在だ。だから、僕たちの傍から離れないで、僕たちも健三の傍から居なくならないから」
まどか「約束だよ」
涙目の健三と真剣な表情をするまどかはお互いの小指を差し出して指切りげんまんをする。
誠一「おーい、2人とも夕飯何がええ?…って何してるん?」
まどか「んー?」
まどか「見ての通り指切りげんまんをしていた所だよ!健三が約束を破らないために」
誠一「そ、そうなん?」
誠一「じゃあ、今日の夕飯はバインミーでも作るか!健三の好物やし」
健三「人の好物を笑顔で言わないでください。不愉快です」
誠一「なんやて!?」
まどか「わぁーい!誠一のバインミーとか久しぶりだ!」
誠一「ったく、お前らはもう少し遠慮を覚えろや!!」
まどか「先に作るって言ったのは誠一じゃん」
誠一「ウグゥ」
誠一「じゃあ、作ってくるから大人しく待っとけよ!」
まどか「はーい」
あの日の出来事で全てを失った健三は、今一番大切な人達を守るために日々を過ごしていく。
この会話が続いていて欲しいと願いながら。
どうでしたか?
実は…納得ができていないんです!
相変わらず、下手くそですし…
しかも、投稿も遅くなってしまいすみません。
皆さんのコメントやリクエスト待ってます!
次回もお楽しみに!
それでは!*˙︶˙*)ノ”マタネー
コメント
1件
めっちゃ上手だったよ!感動した!