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令和四年。望海風斗という美人で優しい元タカラジェンヌが住んでいます。彼女は、舞台女優・歌手として有名になっていて、ディズニーがかなり好きなイメージが強く、戦いには弱いけどこれまで現役時代に日本物のミュージカルで剣で敵を斬りつける演技をしてきたり、日本物以外のミュージカルでピストル/短銃を手に敵を撃ち倒したりするなど戦いの演技をお客様に観ていただいた経験を活かしてきた勇気を持っている優しく美人な女性です。
望海さん「宝塚を卒業してからもう二年、真彩ちゃんともかりやひーちゃんに、まれやゆめとも翔ちゃんともう何年も会ってないよね。お客様とお別れは、とても寂しいし、お客様たちも私のお別れを悲しんでいるんだろうな」
望海さんは、共に退団した元雪組生に会えない寂しさを抱えています。
望海さん「あ、だめだめ。しんみりと寂しい顔したらみんなが悲しむだけだよね。さてと」
望海さんは、『夢と魔法の国』の絵本を取り出し、本を開いて読みました。
望海さん「『むかしむかし、ここは、綺麗なお城がシンボル、夢と魔法の国!ミッキーとミニーたち、ディズニーの仲間たちが光に包まれて仲良く暮らしています!』この子たちはいいね、いつも友達と一緒にいるし・・・ん?あれ?何?」
望海さんが目を見開くと、『夢と魔法の国』の絵本が光り出して、望海さんを包み込み、彼女を本の中へ連れて行きました!
望海さんが目を覚ますと、絵本の中の世界『夢と魔法の国』が!
望海さん「え?ここはどこ?もしかしてここは『夢と魔法の国』だ!この絵本読んでここに来たって事?」
望海さんは驚くも、輝く光に照らされながら歌い出しました。彼女の歌声はこの国の仲間たちにも響きました。最初に気がついたのはみんなの人気者、ミッキー・マウスとそのガールフレンドのミニー・マウス、親友のドナルド・ダックとデイジー・ダック、ミッキーの愛犬プルートやグーフィー・グーフとその息子マックス・グーフ、チップとデールとクラリス、ドナルドの甥っ子で赤い服を着ているヒューイや青い服を着ているデューイや緑の服を着ているルーイ、ミッキーたちの古い友人クララベル・カウとそのボーイフレンドホーレス・ホースカラーが顔を見せました。
ミッキー・マウス「ミニー、みんな、あのお姉さん、綺麗な声で歌っているね」
ミニー・マウス「本当ねミッキー。とても美しい歌声ね」
マックス・グーフ「ねえ父さん、みんな見て、今度はダンスを踊り出したよ」
グーフィー・グーフ「本当だマックス。すごくかっこいいねオヒョ」
ドナルド・ダック「でも何のダンスなのかな?」
デイジー・ダック「うーん、どんなのかしらね。聞いてみましょう」
みんなが頷いて望海さんに近づいてきました。
マックス「あのー、お姉さん、何のダンスを踊っているのですか?」
望海さん「ダンス?黒燕尾というダンスだよ」
ミッキー「クロエンビ?」
望海さん「うん。私が宝塚歌劇団の男役時代、フィナーレででたくさん踊っていたんだよ」
グーフィー「お姉さん、宝塚歌劇団だったの?」
望海さん「そう。私は望海風斗。元宝塚歌劇団雪組トップスターで、だいもんとかあやちゃんとか望海さんとかよばれているの」
ミニー「あらそうなの。私はミニー・マウスよ。彼はミッキー・マウス、私のボーイフレンドよ」
ミッキー「よろしくね、アハッ」
ドナルド「僕はドナルド・ダック。ミッキーのお友達なんだ」
デイジー「ドナルドのガールフレンドのデイジー・ダックよ。仲良くしましょうね」
グーフィー「僕はグーフィー・グーフだよ。こちらは僕の息子マックス・グーフ」
マックス「宜しくね望海さん」
クララベル「私はクララベル・カウ、そして彼は私のボーイフレンドホーレス・ホースカラー。ミッキーとミニーたちの古いお友達なの」
望海さん「そうなんだね。こちらこそ宜しくね」
望海さんはミッキー&フレンズと友達になりました。
すると鳴き声が聞こえてきました。
望海さん「誰?オバケ⁉︎」
望海さんは怖くなって震えました。
ミッキー「アハッ。望海さん、怖がらなくていいよ!僕の愛犬プルートなんだ」
望海さん「プ・・・プルート・・・?」
震えている望海さんにミッキーの愛犬プルートが彼女を頬を舐め始め、望海さんは驚きながら顔を真っ赤に染め始めました。
望海さん「か、かわいい・・・❤️プルート、可愛すぎる❤️❤️❤️」
望海さんはメロメロな顔になり、プルートを撫でてみるとプルートは懐き、望海さんはプルートをハグしました。
ミッキーたちは微笑み、その次に99匹のダルメシアンの子犬たちと彼らの両親のオスメスのダルメシアンが望海さんの歌声を聴きつけてとても喜んでやってきたのです!
望海さん「何?あんたたちも!」
オスのダルメシアンが望海さんを見て喜び、ほっぺを強く舐めてきました!メスのダルメシアンもその子犬たちも一緒に望海さんの頬を舐めてくれました。
望海さんは、かわいい犬たちに囲まれて上機嫌です!
声「ポンゴ、どうしたんだよ?」
声「パーディ?」
なんとオスのダルメシアンはポンゴで、メスのダルメシアンはパーディという名前らしいですね。
ポンゴとパーディタは、望海さんを見つめて喜ぶように吠えました。男の人と女の人が望海さんを見ました。
女の人「パーディとポンゴが見つけたのはあなたなの?」
望海さん「はい!私は望海風斗。元宝塚歌劇団雪組トップスターです」
男の人「そうだったんだ!私はロジャー・ラドクリフ。ポンゴの飼い主だよ。こちらはアニータ・ラドクリフ。私の妻でパーディの飼い主だよ」
アニータ・ラドクリフ「宜しくね望海さん」
望海さん「こちらこそ宜しくお願いします」
アニータ「あら、望海さん、空を見て!」
アニータがロジャーとわんちゃんたちと空を見上げると、「コケコッコー!」と声をあげている少年と少女がいました。
少年と少女が地面に降り立ち、声をかけました。
少年「やあ、僕はピーターパン。ネバーランドに住んでいるんだ。こちらはウェンディとティンカー・ベル」
ウェンディ・モイラー・アンジェラ・ダーリング「私はウェンディ・モイラー・アンジェラ・ダーリング、ピーターに憧れていてロンドンに住んでるの」
妖精ティンカー・ベルは望海さんを見てうっとりしながら彼女に妖精の粉をかけると彼女の体が宙に浮かびました。
望海さん「私・・・飛んでる!」
ピーターパン「ティンクは、ネバーランドに住む妖精だからね。妖精を信じる心が無いとティンクの光は消えちゃうんだ」
望海さん「へえ、そうなんだね。二人とも仲良しだね。ティンク宜しくね」
ティンクはとても嬉しそう。
望海さん「私は望海風斗。元宝塚歌劇団雪組トップスターなんだ」
空を飛びながら望海さんは楽しく言いました。
ピーターパン「へえ、そうなんだ。綺麗な歌声が聴こえてきたなと思ったら元宝塚歌劇団のお姉さんだったんだね」
ウェンディ「本当。望海さんはいつも美人ですものね」
夢と魔法の国はいつも平和でいたい事を望海さんは思いましたよ。するとどんどん曇ってきて、太陽の光が隠れてしまいました。
猿の威嚇とシンバルの音と鳴き声のアナウンスを聞き、パッチたち84匹の子犬たちは逃げ出しました。
望海さん「みんなどうしたの?」
ミッキー「だいもん、ヴィランズだ。ディズニーヴィランズがここに来たんだよ」
望海さんは驚きました。
次回、『ディズニーヴィランズ現る⁉︎』です!お楽しみに!