「おはようございます」
S「あ、○○ちゃんおはよう〜」
結「○○ちゃん!おはよう!」
「おはようございます!」
「今日、見学者が来る予定ですけど、気になさらないでくださいね!」
結「りょうかーい!」
駿「○○〜」
「みっちー!」
駿「休憩?」
「うん!今入った!」
駿「そうなんや。」
S「○○ちゃ、、あ、道枝くん」
駿「どうも」
S「あ、どうも、、、じゃあ、失礼しますね」
駿「○○ちゃんって呼ばれてんの?」
「あー、うん、だってこんなことになるとは思わなかったんだもん、」
駿「まぁな〜、、」
「みっちー、いつ帰る?」
駿「ん〜、まだ当分は大丈夫やけど」
「私、もうそろそろ呼ばれる、」
ス「藤原さーん!お願いします!」
「あ、はーい!」
駿「頑張れ〜。ここで見とくわ〜」
「大丈夫大丈夫!!」
道枝side
駿「○○の演技、生で見るの久しぶりかも。」
ピロン
駿「ん?」
恭💬○○どんな感じ?
駿💬今撮影行ったよ
恭💬Sくんは?
駿💬○○が1人じゃないって分かったらどっか行った。
恭💬○○のことよろしくな
駿💬了解
恋人役やから、撮影で離れる事なんて出来んしなぁ。。
「恭平待ってよ〜」
S「おっそいなぁ〜w」
「恭平がはやいの!」
S「しょうがないなぁ〜」
S「はい。手。」
「ふふっ。恭平の手好き。」
S「手だけ?」
「ん〜?どーだろーね?」
「みっちー、まだ大丈夫なの?」
駿「もうすぐ行く」
「…ありがとね」
駿「やっぱ、効果あった?」
「…うん。」
駿「何その間〜w」
「あのね、ほんとに効果はあるんだけど。それ言っちゃったらみっちーのことだから次の休憩も来てくれるでしょ、?」
駿「まぁな。元々そのつもりやったけど。」
「ほら、、嬉しいけどちょっと申し訳ない、、」
駿「なーに言ってるん。俺たちの仲やん!頼れる時には頼ってや〜」
「うん、、ありがとう、」
駿「俺も心配やし、恭平からも頼まれとるからな。○○のことよろしくって。」
「そうなの?じゃあお願い。」
駿「はーい。」
「頑張ってね〜」
駿「○○もな〜」
○○side
撮影終わるまでずっとみっちー頼る訳にはいかないしなぁ。。
あ。ひかくんが言ってたの、やってみよ。
S「○○ちゃーん」
来た!
「あ、Sくん。どーしたの?」
S「えっ、、○○ちゃん、」
おっ。いいぞいいぞ。困惑してる!
S「その、見えそうなんだけど。。」
「えっ!!?」
「あっ、、ごめん、!」
やば、、やらかした、スカートなんだった、足組むの失敗だった、、
態度悪い人、、どうすればいい!?
「で?何の用?」
S「あぁ、えっと、今夜暇?」
「何で?」
S「空いてたら飲み行きたいなって。」
「今日、メンバーとご飯の約束してるんだよね。」
S「あ、そうなんだ。」
ス「藤原さん、Sさんお願いします!」
「はーい。」
良かった、、何とか乗り切れた、!!
ス「ちょっと待機でお願いします!」
S「○○ちゃん」
「なに?」
S「さっきから冷たくない?」
「そう?そんなことないけど」
S「そんな○○ちゃんもいつもと違って魅力的だけど、、」
「ありがとう」
S「もしかして、役入ってる?w」
「そうかもね」
ス「すみません、お願いします!」
はぁ、やだな。出来るなら一発OK出したい。
「ねぇ、ごめんって、」
S「俺以外の奴にもそうやってしてたわけ?」
「違っ、」
S「俺だけのじゃなかったの?」
「そうだよ、」
S「ならあれは何?」
「それは、」
S「もう我慢できない。」
「ちょっ、」
S「俺でいっぱいにしてあげる。」
「恭平っ、!待って、」
早くカットかかって、、
えっ、?
ドンッ
「あっ、ごめんなさっ、」
監「○○さん、こっち来れる?」
「はい、」
「ごめんなさい、」
監「全然。それよりもさ、さっき本当にキスされた?」
「…はい」
監「そっか。今回が初めて?」
「…はい」
監「本当に?」
「はい」
監「分かった、今日はもう終わっていいよ。」
「すみません、ありがとうございます」
マネ「車まわしてきますね」
「はい、」
あ、、みっちーにも言った方がいいかな、
S「○○ちゃん!」
ビクッ
「Sくん、」
S「ごめん、さっきビックリさせちゃったよね、」
「ううん、」
S「でも、あれで俺の気持ち分かってくれたと思う。」
「うん」
S「俺、○○ちゃんのこと、本気で好き。」
「ありがとう。でもごめんね。」
S「何で、」
「私、付き合ってる人がいるの」
S「それは知ってるけど、、何で、?」
「えっ、、何でって言われても、」
S「付き合ってる人が居るのは知ってる。」
S「でも、俺の事好き、なんだよね?」
「え、?」
S「俺の好み把握してたみたいだし、」
「えっ、?」
S「ツンデレな子がタイプって、」
「え?」
S「それ知ってて今日冷たい態度を、」
「違う、よ、?」
S「違う?」
「うん、」
S「マジか、」
「ごめんなさい、」
「でも、これからも仲良くしてほしいなって思って、」
S「ねぇ、それ本気で言ってる?」
ドンッ
「えっ、」
壁ドンに顎クイ。女子が1度は憧れるシチュエーション。でも今はただ怖い。
いつも子犬系のSくんはどこにも居なくて、今は狼。誰でもいいから来てっ、
駿「ちょ!何してるんですか!」
ちょうどその時みっちーが来てくれて、私に背を向けてSくんとの間に入ってくれる。
S「、、」
無言で立ち去るSくん。
駿「○○、大丈夫、?」
「うん、っ、」
駿「○○!?」
「ごめ、腰抜けちゃったみたい、w」
駿「、、怖かったよな、」
目線を合わせて安心させるように私の震える手を握ってくれる。
今まで我慢してた何かが切れる音がして、涙が出てきた。
「みっちぃ、っ、」
駿「怖かったな、もう大丈夫。家帰ろな。」
優しい声で背中をさすって落ち着かせてくれる。流石メンバー。やっぱり安心する。
「みっちっ、泣」
駿「ん〜?」
「来てくれてありがとっ、」
駿「どういたしまして。」
マネ「車、、ん?何してるんですか?」
駿「○○もう終わりなんですか?」
マネ「はい。少しトラブルがあって。」
駿「あー、なるほど。」
駿「○○車準備出来たって。立てる?」
「ん、肩、」
駿「貸しますよー。せーの、」
🚗
駿「ほら、○○乗って、」
バタン
マネ「あの、何が、」
駿「詳しくは分かんないんですけど、あの廊下でSくんに壁ドンされてて。」
マネ「え!?」
駿「家って今誰が居ます?」
マネ「それが誰も、、」
駿「え、オフの人は、?」
マネ「大西さんと藤原さんがオフなんですけど、今出てて。」
駿「あー、、何か言ってたような、」
マネ「僕もこれから事務所で会議があって、」
駿「そうなんですね、」
マネ「あ、でも高橋さんが帰るかも、、」
駿「了解です。こっちから連絡しときます」
マネ「ありがとうございます」
🚗³₃
駿side
駿💬今どこ?
恭💬もう家帰る。どしたん?
駿💬今○○家向かってる
恭💬え?何で?夜までやないん?
駿💬それは本人から聞いて。
恭💬分かった。ありがとうな
🏠
恭平side
車のエンジン音がする。
「ただいま」
『○○おかえり。』
「うん」
明らかにおかしい。目も合わせてくれんし。
『○○こっち来て』
「なに?」
『隣座って。』
「、」
いつもならすぐ隣座るのに、今日は1人分くらい空けて。
『何かあったん?』
「…」
『え、待ってごめん、泣かんで、?』
「きょーへっ、ぎゅーってしてほしいっ」
震える両手でハグを求める○○。
そんな可愛ええお願い断るわけないやん?
『大丈夫よ。』
ありったけ優しい声で○○を落ち着かせる。
『落ち着いた?』
「んっ、ごめん、」
『んーん。』
「今日ね、っ、?」
涙を必死にこらえながら今日あったことを話す○○。
みっちーが居たら平気だったこと。 Sくんに告白されたこと。
「あとねっ、」
『うん?』
「キス、されたっ、泣」
頑張って耐えてたのに溢れ出す涙。
俺も我慢出来んくてまた○○を抱き寄せる。
『しばらく休もう。な?』
「やっ、」
『だめ。しばらくSくんのこと忘れて。』
「迷惑っかけちゃうっ」
『○○はそんなこと考えんくてええの。』
『落ち着いたらまた戻ればええやん?』
「、、分かった、」
こんな状況になっても仕事のことを気にする○○。プロ意識が高いのはええことやけど、こういうときには休まんと。まだ少し不満気やけど、とりあえず説得完了。
プルル
『あ、ごめん、ちょっと出てくるわ。』
「ん」
マネ「お疲れ様です」
『お疲れ様っす。ちょうど良かった。こっちも連絡しようと思ってて』
マネ「○○さん、ですか?」
『はい。ちょっとドラマ撮影はお休み頂けないですかね。。ダメージが大きいっぽくて』
マネ「分かりました、、掛け合ってみます」
『すみません、お願いしますー、』
『○○〜』
「恭平ごめんなさい、」
『なんで謝んの〜w』
「聞きたくなかった、よね、」
『まぁ、、正直、嫉妬したかもなー、w』
「私がちゃんと言えてたら、」
『はいやめやめー。言ったやろ?Sくんのこと忘れてって。』
『俺とのイチャイチャタイムを満喫して下さーい』
謙「たっだいまぁー!」
「おかえり〜。あれ?皆んな一緒?」
大「そーそー。終わる時間同じやったからさ〜。」
駿「丈りゅちぇは?」
『まだ。』
和「○○〜!今日のご飯は○○の好きなのにします!」
「えー!ほんと?」
和「ほんまほんま〜。手伝ってくれるー?」
「うん!」
駿「○○、大丈夫そう?」
『だいぶ落ち着いた。』
謙「明日は○○山田くんのとこでしたっけ」
大「そうそう。」
駿「言っておいた方がええ、?」
『ん〜、、そうやな。。』
謙「丈りゅちぇにも言わな。」
大「…てかさぁ、さっきから○○の携帯鳴ってるんやけど」
謙「○○ー?電話ー!」
「電話ー?」
「ごめん、はっすんちょっといい?」
和「ええよええよ。大ちゃーん!」
大「はーい!」
謙「はい。非通知。」
「…やっぱいいや。無視してて」
謙「え、でも」
『俺出る。』
「えっ!待っ」
📞『もしもし』
📞?「、、」
ガチャリ
『ん。』
駿「ん??」
『○○ちょっと。』
「うん」
『さっきの、例のやつよな?』
「たぶん、、」
「でも、掛かってきたの、久しぶり、」
『ほんま?』
「ほんとだよ。そんな嘘つかないよ」
『やっぱ番号変える?』
「…そうしようかな、考えとく、」
コメント
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つきまとってるね〜😏 恭平かっこいい!