涼「ねぇ、○○?」
「ん?」
涼「これどう思う?」
「ん〜、」
涼「微妙?」
「んー、、」
涼「じゃあ候補入れとくだけ入れとこ」
涼「○○と2人でショッピングも久しぶりだよね〜」
「いつもお家だもんね」
涼「そう考えたら俺らのこと公表してよかったんじゃない?」
「ん、確かにね。」
涼「で、どれにする?」
「にぃはどれがいいと思う?」
涼「これかな〜、」
「うん、私もそう思う。」
涼「よし、じゃあこれにしよ〜」
「お父さん喜ぶかな〜」
涼「喜ぶっしょ!」
「じゃあ私そこのベンチ居るからお会計して来て〜」
「あとでお金渡す〜」
涼「え〜??」
とか言いながら買ってきてくれるんだよね。
自販機でジュースを買いながら確認する。
うん、にぃじゃなくて私だ。
涼「買ってきたよ〜」
「ありがと〜」
「はいっ!」
涼「なになにー?w」
「あげる!」
涼「いいの?」
「うん!にぃのために買ったもん」
涼「まじ?じゃあご飯奢る。」
「え?何奢ってくれるの?」
涼「行ってからのお楽しみ〜」
涼「…ちょっとタクシー乗る?」
「え?車、、」
涼「大丈夫。外でよっか」
🚕
涼「┈ ┄╌までお願いします」
「にぃ、」
涼「ん?どうしたの?」
「…んーん。何でもない」
にぃも気付いてる、よね、、
「ごめんね、」
涼「ん〜?なーんで○○が謝んの〜」
そう言って手をギューって握ってくれる。
怖いの、気付いてくれて。流石にぃです。
涼「○○、もう着くよ。」
「?うん、分かった」
涼「一応サングラスと帽子してね。」
「うん。」
涼「ありがとうございました!」
涼「ほら、○○おいで」
「分かった、」
カランカラン🔔
涼「一馬!」
一「おぉ、こっち。」
涼「さんきゅ。○○、こっち。」
「うん、?」
涼「俺の読み通りなら、もう来るから。その時はよろしく。」
一「よく分かんねーけどりょーかーい。」
カランカラン🔔
一「いらっしゃいませ〜。1名様ですか?」
?「あぁ、えっと、」
一「あーね。」
?「え?」
一「いえ!少しここでお待ちください」
一「あ、柚ちゃん!」
柚「何ですか〜?」
一「山田涼介君と藤原○○ちゃん、××のとこで目撃情報出てるらしいよ、今。」
柚「マジですか!!え〜!行きたい〜!」
一「仕事してくださーい」
柚「今お客さん居ないじゃないですかー!」
一「それでもー。」
柚「分かってますよ〜、、」
?「やっぱり、大丈夫です、」
一「またのご来店をお待ちしております!」
一「これでいいの〜?」
涼「おう。マジで助かった。」
柚「えっ、!?やっ、山田くんっ、!!?」
涼「○○ももういいよ。そこ狭いっしょ?」
一「ちょい。ここ人の店なんだけど?w」
「えっと、、2人って、?」
涼「あぁ、こいつは高校の同級生。」
一「初めまして!涼介の友達の佐藤一馬です!!いやぁ、生の○○ちゃん、想像以上に可愛いっすね。」
涼「会って早々俺の妹を口説くな。」
一「ごめんごめんww でもマジで可愛いんだもん」
涼「まぁな」
「そこドヤ顔するとこ?」
柚「あの、え、」
涼「すみません、お仕事中に乱入して、w」
柚「いえっ、!」
一「こちら田中柚ちゃん。バイトの子ね。」
「すみません、驚かせてしまって、」
柚「いえっ、!」
一「柚ちゃん、涼介と○○ちゃんのファンなんだって。」
涼「ありがとうございます」
「これからも応援よろしくお願いします!」
柚「はいっ、!!」
一「何で顔見ないの?ww」
柚「いやいやいや!見れませんよ、!!」
一「そっかw」
「ねぇ、にぃ、?どういうこと?」
涼「あぁ、タクシー乗ってる時連絡しといたのよ。“黒い帽子でサングラスの男に追われてるから避難させて”って。」
一「そ。で、もし店まで来たら追い払えってね。」
「そうなんですね、すみません、巻き込んじゃって、」
涼「んー、やっぱね、w」
涼「一馬。まだちょっとここ居るわ。何かオススメ。」
一「りょーかい。柚ちゃん、奥案内してあげて。」
柚「分かりました。こちらです」
「にぃ、やっぱり気付いてたんだね、」
涼「初めは俺らに気付いたファンかと思ったけど、ずっと付けられてたかんね。」
涼「俺心当たり無いけど、○○ある?」
「実はお買い物のときから視線感じてて、もしかしたらにぃのファンの子かなって思ったりもしたんだけど、離れてみても視線感じるからやっぱり私かな〜って思ったり思わなかったり。w」
安心したくて喋るけど、そうすればそうするほど怖くなって。
「…あのね、最近無言電話が掛かってきてて」
涼「無言電話?」
「うん、」
涼「それで?」
「今日も掛かってきてて、、」
涼「出ちゃったの?」
「うん、その時にね、ちょうどメンバーと今日の行き先の話してて、、慌てて切ったんだけど、」
涼「なるほどな。だから、、」
「ん?なに?」
涼「いや。実はね、」
.。oO
恭平side
今日、○○は山田くんとお父さんの誕プレ買いに行くんやって。
大「あら、○○可愛ええ格好してるやん♡」
流「今日はお外ですかぁ?」
「そうなの!」
謙「山田くんと? 」
「うん!」
駿「ええな、」
大「みっちー、心の声出てんでw」
プルル
「あっ、」
『あれか?』
「うん、、うるさいから切るね」
和「どこ行くん〜?」
「▫▫のショッピングモールだよ〜」
流「新しくできたとこか。」
「そうそ、」
『!!!』
『ばかっ!!』
「えっ?」
『ちょ、貸して!』
謙「なになに??」
『○○、、切れてなかったで、』
「えっ??」
『通話ボタン押してた』
「うそ?」
『今の、絶対聞かれとったで』
「え、、」
『▫▫はやめときな』
「うん、」
駿「なになに?」
「無言電話がたまに掛かってくるんだよね」
丈「無言電話?」
『ストーカーっすよ』
謙「それ、電話番号変えた方が良くない?」
「うん、そうだよね、」
念の為、山田くんにも連絡しとくか。。
○○side
涼「今日は別のところで、ってお願いされてさ。」
「そう、だったんだ、」
恭平、、ありがとう、
涼「で、場所変えたんだけどな、、?w」
「ごめん、」
涼「だーかーら!○○が謝る事じゃないでしょ?」
「にぃ、っ、」
涼「なーんで泣くの〜w 」
「いつもはねっ、」
涼「うん」
向かい側から私の隣に移動して頭を撫でてくれる。
「電話、だけで終わっててっ」
涼「あ〜、、泣かない泣かない!」
涼「大丈夫だから。な?にぃが付いてる。」
頭に手を置いて顔を覗き込んでくる。
我が兄ながら、綺麗な顔だなぁ。
「にぃ、好きっ、」
涼「にぃも○○大好きだよ。だから、ぜーったいに○○を守る!」
ほら。私の欲しい言葉をくれる。
「大好き、っ、」
涼「どしたの〜。」
「にぃが居てくれてよかったっ」
涼「俺も○○いてくれて良かったよ〜」
涼「それでさ、心当たりとか、、」
「分かんない」
涼「わかんないかぁ、」
「でも、、何か知ってるような、」
涼「あー、、まじ、?」
涼「俺さぁ、心当たりあるっちゃあるんだけど。」
「え、誰?」
涼「ん〜、まぁ勘違いかもだから、気にしないで!」
「ねー、だれー?」
涼「内緒ーw」
🏠
結局にぃ教えてくれなかったし、、
「ただいまぁ」
謙「○○ー!!!」
丈「大丈夫か!!?」
大「何にもされてない!?」
「えっ、うん、平気、どうしたの」
流「山田くんに聞いた」
「あ〜、、うん、大丈夫だよ。にぃがまいてくれて。」
駿「本格的にヤバくない、?」
和「そやなぁ、」
『…とりあえずさ、部屋上がらん?』
大「そやな、○○、靴脱ぎ」
和「えー、ゴホン。これから、メンバー会議を始めます。」
丈「ふざけてないでちゃんとして」
和「ごめんw」
大「○○、明日何やったっけ」
「明日は、廉とインライ。」
流「それまでどうしとくん?」
「ん〜、事務所に居ようかな〜。」
駿「それなら安心やな」
謙「何かさ、犯人の特徴とか無いん?」
「特徴、? んー、、顔見えなかった、し、、」
「…、」
『なに?』
「あれだ、」
丈「あれ?」
「前、雑誌の撮影のときの夜、コテージで見た人影、と同じ人っぽい気がする、分かんないけど、」
謙「え、初耳なんやけど」
流「結構やばくない?」
和「○○、約束して。しばらく1人行動禁止。マネさんか、誰かと行動すること。」
「…分かった、」
コメント
2件
○○ちゃんストーカーには気をつけてね(おばさん視線)