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最高か?最高か(納得)
俺の名前は凸もり、普通の高校生…ではなく、実は裏組織おどみんのメンバーの一人。
政府から依頼で犯罪者を世間から抹消させるのが俺たちの役目。
今日も俺は路地裏で仕事を終えた。
「…よし、任務かんりょ」
「いたぞ!」
「げっ…」
運悪く消したやつの仲間に見つかってしまった。
やっべ、行き止まり…
しかも拳銃は弾切れだ。確実に終わった。
「ガキのクセに手こずらせやがって…死ね!」
あ、終わった…
「…………死ぬのはお前だよ。」
……………え?
突然、誰かが近くのビルから落ちてきた。…いや降りてきた?
茶髪に俺と似た黒いスーツ。そいつは敵たちを拳銃で簡単に倒していった。
「…すご…」
「………弾切れのことも考えて、もっと持ってきたら良かったんじゃない?」
うっ…図星…
彼の言うとおりで、ちゃんと予備も持ってきたら良かったかもしれない。
「えっと…ありがとうございます。」
「………どういたしまして。」
ふと、俺は彼の様子がおかしいのに気付いた。
…あ。
「…何!?急に近づいて」
「…ちょっと座って。」
「………え」
「右足、痛いんだろ?」
「………」
俺は彼の右足を包帯で巻いた。
さっきビルから降りたときに右足を痛めたらしい。
「はあ………かっこ悪い」
「そんなことないって、めっちゃかっこよかった!」
「………ふーん」
…顔なんか赤くね?
俺は彼の顔に自分の顔を近づける。
「…!?え、は」
「…顔赤くない?」
「〜〜〜な、なんでもないから!俺もう行くね!」
そう言って彼はその場から立ち去ろうとした。
「…あ、待って!」
俺がそう言うと彼は立ち止まって振り返った。
「名前、何!あ、俺は凸もり!」
「………さぁーもん。」