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アリト
349
煙
2
Raphael
326
ー旧魔宮殿ー
「魔王様、本日も効率よく人間の魂を吸い取れております。」
エルクス「そう言えば、今日は親戚が来るんだったな。お客様を出迎える準備をしろ。」
「承知しました。」
「父さん、「あの子」と会えるの?」
エルクス「そうだな。きっとお前とも仲良くしてくれるだろう。」
「そっか…」
ー魔宮殿ー
ジキ「なぜ私が掃除を…?」
アム「文句言うな。ペロア様の為だ。」
ロコ「ただいま。デビルブック渡してきた。」
ペロア「ロコ、やっぱ優秀だな〜」
ロコ「当然のことをやったまでです。」
アム「シアルは、天界で秘書を?」
ペロア「調べたところによると、メアにだいぶ気に入られているみたい。秘書としても優秀らしいよ〜」
アム「メアも少しは警戒した方がよいのでは?」
ペロア「伝えてはいるけど… 」
ジキ「我々も後をつけましょうか。」
アム「そうだな。」
ロコ「それに記憶喪失の原因を突き止めないとだしね。」
ペロア「ジキも逞しくなったね〜」
ジキ「もちろんです!」
ー天界ー
メア「シアル、今日の予定は?」
シアル「10時から15時まで魂の導きの問題の会議が第17会議室であります。17時から、大臣とのディナーがございます。」
メア「ありがとう。忙しいなぁ…」
ナキア「姉さんは天界を治めないといけないからね。」
キラ「でも、シアルったら5日でここまでできるようになるなんて。」
シアル「…」
アム「ったく、今日も予定びっしりだな。」
シアル「…」
ロコ「仕事頑張って!」
ジキ「相変わらず、大きな建物ですね!」
メア「アム、ロコ、ジキ!みんな来てくれたの⁉︎」
アム「もちろん。シアルの様子も気になるしな。」
ロコ「どう?記憶少しは戻った?」
シアル「…なにも…」
ジキ「ゆっくりでいいんですよ!そのうち、思い出します!」
ナキア「メア姉さんったら、気に入っちゃって!」
キラ「仕事に集中できる範囲で頼むよ!」
メア「分かってるって!」
シアル「メアさん、そろそろ第17会議室へ。」
メア「もう行かなきゃ!ナキア、キラ、行くよ!」
ナキア「分かってるよ!」
キラ「言い忘れてたけど、私は明日から人間界の潜入が5ヶ月もあるんだよ!だから今日はこれで〜」
メア「ちょっと!」
アム「相変わらず、元気なやつらだ。」
シアル「…アムさん…そのリボンって…?」
アム「これか?……これは大事な人に貰ったものなんだ。」
シアル「………大事な人…」
コメント
1件
シアルがアムのリボンに「…大事な人」とつぶやく場面、すごく印象に残りました。記憶が少しずつ戻る予感がして、胸が締め付けられます。メアの忙しさの中にも、みんなが彼女を気にかけている温かさが伝わってきて、ほっこりしました。次が気になりますね🌷