君と僕のその後 【講座② 💚座学】
蓮 🖤『まじかよ…ねぇねぇ翔太やばいよ』
すっかり隣で爆睡中の翔太を膝で突くけど全く起きない。何処ででも寝れる特技は、こう言うセンシティブな場所でも発揮してしまうから注意が必要だ。翔太の隣を見ると、同じ体勢で船を漕ぐ舘さんの姿があった。
蓮 🖤『さすがゆり組』
亮平💚『こらっ💢聞いてるのあんた達!』
3人同時に跳ね上がるほどの大きな声で怒鳴った阿部ちゃんは恐ろしい。いくつになってもこの〝座学〟って言うのは睡魔に襲われる。ほらまた…あの剣幕で怒られても尚、2人は眠っている。
阿部ちゃんは3人に背を向けると〝夫婦における男性の役割〟について講義中だ。
阿部ちゃん曰く、亭主関白なんて今や死語だ。家庭における女性の役割は今や地球を救う!
何て愛は地球を救うみたいな謎に地球規模の話へとすり替えられ、そのうちに温暖化まで到達してしまいそうな程の熱弁に2人が眠くなるのも分からなくはない。眠気覚ましに少し質問でもしてみるか…
〝 先生質問いいですか〟突然俺が声を発して案の定2人は目を覚ますと、同時に涎を拭いた。ゆり組はこんな所も、シンクロするのか…
亮平💚『あらなぁに目黒くん』
蓮 🖤『うちの奥さん最近あまり積極的に誘ってくれないんですがどうしたらいいですか?』
なるほど…なんて言いながら翔太の腕を掴むと講義台に立たせた。予想外の行動に戸惑う翔太に〝ごめん〟と謝ると不安そうな瞳で見つめてきた。
亮平💚『では渡辺さんどうして目黒くんを誘わないの?』
翔太は目をキョロキョロさせて恥ずかしそうだ。なかなか面白くなってきた。〝ええっと…べつに言わなくても向こうから襲ってくるもん〟
蓮 🖤『可愛い…早速襲いたい』
涼太❤️『それじゃあ駄目だよ。愛は言葉や態度で伝えないと』
亮平💚『あらやって見せて宮舘くん』
舘さんは余計な事を言ってしまったとばかり、珍しく頰を赤らめている。舘さんの愛の言葉などこちらも、見るのも聞くのも恥ずかしい。〝嫌だよ…〟抵抗する舘さんを他所に阿部ちゃんは〝じゃぁ俺が再現してあげる〟
亮平💚『ええっ涼太はいつもエッチしたい時は…あはっやっぱり蓮と一緒じゃないすぐ襲ってくるんだから』
涼太❤️『それは俺がテレビ見てたら亮平が下半身撫でてくるからだろう?我慢できる訳ないだろう』
何これ?イチャイチャしたいなら2人でやれよ。翔太も呆れ顔で、着座しようと近寄ってくる。亮平は〝あらまだ終わってないんだから〟と言って翔太は講義台へ戻された。〝目黒さんは誘って欲しいとそう言う解釈で間違い無いですか?〟こんなに夜の営みの事で真面目に聞かれるのもなかなか新鮮だ。
蓮 🖤『もちろんです!不安になりますから…愛されて無いんじゃないかって‥ううっ…』
涼太❤️『芝居してんじゃ無いよ全く』
舘さんはさっさと終わらせたいようで、ノリノリの俺とは正反対だ。俺の読み通りなら、この後は夜の営みお誘い講座に持ち込めるはずだ。
亮平💚『では翔太さん…』
くるぞ、くるぞ…
亮平💚『休憩を挟んで2時限目は受けのお誘い講座を行います。攻めのお二方もお付き合いくださいね』
蓮 🖤『きた〜』
涼太❤️『呆れる…2人でやってよそんなの』
それこっちのセリフだよ…
1時間にも渡って続いた講義の半分をこのゆり組は寝ていたくせに文句しか言わない。
奥様2人は冷蔵庫からケーキを取り出しティータイムの準備中だ。翔太がコーヒーを淹れている。料理のできない翔太だが、コーヒーはとても美味しく淹れられる。と言っても機会が勝手にいい感じに豆を引いて淹れてくれるのだが、夫の俺はそんな矢花な事は言わない。
運ばれてきたコーヒーとケーキを前に4人向かい合って座ると、コーヒーを口に含んで翔太を労う。
蓮 🖤『やっぱり翔太の淹れるコーヒーは世界で一番美味しいよ』
夫婦円満の秘訣だ。隣で阿部ちゃんが〝機械で淹れてるだけじゃない〟なんて言って翔太は下を向いて落ち込んでいる。人の妻を傷つけるなよ…
蓮 🖤『翔太気にしないでメンテナンスも面倒くさいのにしっかりしてくれているお陰だよ』
満面の笑みでにっこり笑うと元気よく〝うん〟と言って大好きな苺のショートケーキのてっぺんの苺を〝蓮食べていいよ〟と差し出してきた。大好物の苺を手放す翔太を見て阿部ちゃんが凄く驚いている。
蓮 🖤『2時限目の講義変わりましょうか先生?』
自慢げに苺を口に放ると〝お願いします〟と阿部ちゃんは白旗をあげた。
よし益々面白くなってきた。
蓮 🖤『翔太には俺の苺あげるよ。とってご覧』
口に咥えた苺を差し出すと顔を真っ赤にして近づくと、口を半開きにしたまま俺の唇に噛みついた。そのまま翔太ごと頂くと、隣では阿部ちゃんが既に舘さんを食していた。
蓮 🖤『阿部ちゃん流石だないつの間に…』
翔太も舘さんも蕩けたところで2時限目が始まった。
蓮 🖤『よぉしでは、夫目線のお誘い講座と行きますか!翔太、はいっここに立って。俺を誘ってみて下さい』
〝しなきゃ駄目?〟もうそのモジモジしてる時点で可愛いんだけど。〝早くしないと食べちゃうぞ〟と言うと顔を真っ赤にして満更でもなさそうだ。
翔太💙『えー俺のはいつも決まってるもん。シャツをこうやって引っ張って…蓮しよっ…どっどう?』
亮平💚『そんなの蓮にしか通用しないじゃない』
蓮 🖤『いや俺だけでいいでしょ。他を誘う必要性は全く無い。でもイマイチ色気が足りないね』
明らかに落ち込んでいる。
翔太💙『色っぽいなんて言われた事ないもん…』
トボトボと舘さんの所に歩いて行き、頭を撫でて貰っている。久しぶりに舘さんに甘えている。〝大丈夫可愛かったよ翔太〟舘さんも嬉しそうだ。阿部ちゃんと目が合って、恐らく同じ事を思っているが恋愛感情じゃ無い関係性が分かっているのでお互い放っておいた。
涼太❤️『亮平なら色っぽく誘えるよ。翔太は可愛いが売りだからね』
亮平💚『あら簡単。服剥ぎ取っちゃえ翔太。それか跪いてさっさとおっ始めちゃえばいいのよ』
翔太💙『そんなムードもへったくれもないじゃ無いか!それこそ色気ない下品だよ』
今度は阿部ちゃんが落ち込んでいる。でもあれは嘘泣きだな…舘さんに擦り寄ってよしよしして貰っている。なるほどね阿部ちゃんの飴と鞭にまんまと舘さんは絆されてるわけだ。
翔太💙『俺言いすぎちゃった…どうしよう亮平が泣いちゃった』
蓮 🖤『優しい翔太も大好き。そろそろお暇しようか。阿部舘夫妻の生態もわかった事だし…』
翔太は首を傾げて〝何の事?〟と不思議そうだけど、翔太くんはそのままピュアなままが一番可愛い。
家に着くなりピュアな翔太くんが獣化している。ソファに座った途端に押し倒されて襲われた。一体どうしたって言うんだろう?
蓮 🖤『溜まってんの?抜いてあげようか?痛っちょっと殴るなよ』
翔太💙『僕も先生やりたかった!』
蓮 🖤『何その可愛い理由?で何の先生?それによっては課外授業受けてあげてもいいけど?』
翔太くんは俺の上に跨りながら思考を巡らせているようだけど、口に人差し指を突っ込んでん〜と唸っているものの具体的なプランはないようだ。
蓮 🖤『じゃぁ保健室の先生ねっ』
翔太💙『何で?数学とかカッコいいのがいい』
蓮 🖤『先生が先に寝ちゃいそうだよ。ほらちゃんとして先生?』
翔太は頰を赤らめて恥ずかしそうだ。自分で言い出した手前引くに引けずにいる。〝じゃぁここに座って〟押し倒したのはそっちでしょと言いながらも起き上がると、髪の毛を整えて耳にかける仕草をすると咳払いをした。
翔太💙『…えぇ目黒くん今日はどうしたの?』
蓮 🖤『先生最近、翔太くんを見るとムラムラするんです。ムラムラする原因って何ですか?』
翔太は目を丸くして〝何だよこれ?授業じゃないじゃん〟なんて言ってるけど〝これは歴っきとした保体の授業だよ先生しっかり!〟今は先生という言葉に弱い翔太。〝うん頑張る〟と意気込んだ翔太は可愛い。
翔太💙『えぇ性欲旺盛でなりよりです目黒さん!元気な証拠ですね。大好きなんですねその人の事が』
蓮 🖤『フハッ何それ?あっ先生もムラムラする事ありますか?それはどんな時ですか?』
翔太💙『////今だよ今!!!蓮と居るといっつもムラムラしてる!』
怒ったように俺を押し倒すと唇に噛み付いて貪っている。〝口開けろ〟なんて乱暴な事を言って舌を挿れてきた。
嫌いじゃない…むしろ大好きなガッツキ翔太くんを全身全霊で受け止める。大変レアなガッツキ翔太くんの戦闘能力は普段の1.5倍程だ。そもそも成人男性の戦闘能力の半分ほどしかない翔太くんはまだまだチョロいと言わざるおえない。
小さな口で一生懸命俺の身体に吸い付いている。あんなに踊りながら歌って肺活量はあるはずなのにどうしてこうも吸い付きが弱いんだか〝くすぐったい!〟いつもの事だがまた膨れて怒っている。
下半身に手をかけて俺のモノをしゃぶる翔太くんの戦闘能力はえげつない。頭を撫でてあげると嬉しそうにその手を取り頬擦りしている。なんて可愛い上に〝気持ちイイ翔太お上手////〟
翔太💙『先生って言ってよぉ〜』
結構気に入っているようだ。先生と生徒なんてエロすぎるだろ。シチュエーションが教育上全く宜しくない。翔太は冷たい手で俺の屹立を握ると上下に擦って舌を伸ばすと先端を舐めていく。お尻を突き出して猫のように腰を反らすと上半身を上手に使って口いっぱいに屹立を含むと動かしていく。口内でドクドクと脈打つと我慢できない愛液が流れ出たのを感じた。
蓮 🖤『しょっ先生離して…出ちゃう』
翔太💙『んんっ…ってんんふっ出して』
白濁が翔太の口内に放たれると嬉しそうに飲み干し舌舐めずりすると〝もう一回していい?〟なんて言って無邪気に笑っている。口淫する翔太は少し怖い‥終わりがないからだ。急いで翔太を裸にすると四つん這いにさせる。〝何で?離してまだ終わってないのに〟悪態をつきながら暴れる翔太の腰を掴む。
蓮 🖤『終いまでやらせたら勃たなくなりますが?あなたが困るでしょ』
翔太💙『やだぁっまだ2、3回大丈夫でしょ俺が今日は気持ちくしたかったのにいぃ…』
蓮 🖤『怖っ何回する気よ?十分気持ちよかったよ先生////次は翔太が鳴く番だよ?可愛いくイッてね?』
後孔に舌を這わすとピクリと揺れる花茎が、可愛く下に下がっている。亀頭を指で擦りながら濡れた後孔に指を挿れる。敏感に反応するソコはすぐに翔太を快感へと導く。徐々に勃ち上がる花茎が可愛らしくお臍の辺りまでグンと伸び十分な硬さで凛とソコに収まった。
指を咥えた後孔からはグチョグチョと体液の音が鳴り響き、だらしなく開けられた翔太の口からは涎が垂れた。
翔太💙『んんあっはぁっ////…あんっあん…れん』
俺の掌に白濁を放つとソファーに突っ伏した。〝大丈夫?翔太?〟モゾモゾとお尻を左右に振った翔太は〝…ちぃ〟と小さな声で発するとムクリと起き上がって
翔太💙『めっちゃ気持ちぃかった』
蓮 🖤『やん可愛ぃ♡』
翔太💙『ねぇ次は俺の番?食べてもいい?』
待てを食らった子犬のように節操のない翔太は可愛くない。頭を撫でて〝また今度ね〟と言うとさっきまでブンブン振っていた尻尾が大人しくなると、じゃぁと言ってソファーに横になった翔太は〝ココ気持ちくして〟と言って足を折り曲げると後孔に俺の熱茎を咥えた。
蓮 🖤『どんだけ可愛いのよ』
白い腕をうんと伸ばして俺を抱きしめると〝蓮大好きいっぱい愛して〟と言って俺を感じた。俺の額の汗を翔太が甲斐甲斐しく拭き取りながら、何度も繋がって果てた。
翔太💙『今日の講座は一体何だったの?まだ続くの?俺もう嫌なんだけど』
蓮 🖤『知らない〜でも何だかあの二人楽しそうじゃない?』
〝2人で勝手にやってくれよ〟と悪態を付きつつも大好きな2人の幸せそうな話をしている時の翔太は凄く優しい目をしている。
コメント
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最後、いい話みたいに締まっててちょっと笑ってしまう😆
頭痛がして倒れていた私に、最高のプレゼント🎁😆