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「もふくん、おはよう」
「うん、おはよう、?」
結局泣き続けるもふくんを抱きしめてるうちに俺ももらい泣きしちゃって一緒に泣いて疲れて、あのあと寝た。俺は結構寝たから今はもう昼過ぎ。美味しそうな料理の匂いをたどってたらなんと、リビングに来ることができた、めっちゃ嬉しい。
「今日はこれ、なに?」
「これはスパゲッティだよ、イタリア発祥の料理。」
「ほぇぇ、詳しい…」
「そんなことないよ、でも嬉しい」
「俺お腹ペコペコだぁ、」
「もうできたよ、ちょっと盛り付けるから待ってー、」
「はーい!」
今日の料理もすごく美味しいのだろう、なんか俺めっちゃ餌付けされてる気がする。もふくんの飼い狐みたい。狐飼う人いないけど、
「美味しいっ!」
「よかった、どぬのめキラキラしてて可愛い、」
「だって美味しいんだもん、」
「あ、昨日で用事終わりだからしばらくは一緒にいれるよー」
「やった!」
「僕も嬉しい」
「もふくん俺が食べてるの見てお腹すかないの?」
「いやぁ、すくけどさ、
人の前で血を飲むって怖がられそう、」
「見た目バッチリドラキュラだもんね、最初見たときも血だらけマントだったし、」
「それはないだろ、その日はたまたま血を溢しただけ!」
「そうだったんだ、でも俺怖くないから大丈夫だよ」
「そっか、じゃ今飲もうかな」
「そうしなよ、俺もう食べ終わるけど」
「え、速くない?今から取ってくるからちょっと待っとけよー」
「えーどうでしょう、美味しいから食べきっちゃおうかなぁ」
「僕料理作んないかなー」
「えそれはだめ、待っとくからっ!」
「じゃ、おかわり作ったげるから一緒に食べよう、ね?}
「うん!」
もふくんは見た目道理速い足で廊下をダッシュで倉庫まで行った。
もふくんと一緒に食べるの、なにげに初めてかも。俺はワクワクしながら美味しすぎるスパゲッティという料理を完食してしまった。
…やばいな、まぁ、おかわり作るって言ってくれたしいいか。