テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
陽「あー、やっと着いた〜!」
日陰「そうだね〜」
電車でじっと座っていたからか着いたら海1面を見るのではなく体を伸ばした。ま、海に入る準備体操と言ってもいいだろう。
日陰「お願いします。お願いします。。誰にも会いたくないです。」
陽「?なんで?」
日陰「……言わない(‘×’)」
陽「(*^^*)」
バシャバシャ
日陰「w待って!」
異常気象が続いているからか4月でも暑い。今日は29℃ととても暑い。夏はどうなってしまうのか。
陽「あー楽しかった!」
日陰「そうだね。陽が元気になって良かった」
陽「……」
陽「ねえ、ちょっと見たいとこあるから行っていい?」
日陰「?うん。いいよ。」
陽「ありがとう」
日陰「ねぇ。まだ歩くの?どこか休みたい」
陽「もう少しだから。もしかして運動してないからもうへばったんですか〜??(煽り)」
日陰「^^💢 はぁ?別にそんなんじゃないし?行けるし?」
陽「可愛い(小声)」
日陰「んぁ?なんか言った?」
陽「独り言だから気にしないで」
日陰「うははー!!着いたー!!」
陽「きれーだね」
日陰「ねぇ(共感)」
そこには夕日が沈む海が1面に広がっていた。海は蒼いのにオレンジ色で染っている。
陽「……日陰?」
日陰「ん?何?どうした」
陽「……えっと、これ言ったらもう戻れないかもしれないけど言いたい。」
日陰「うん…」
陽「日陰……俺と」
その眼差しは獲物を逃がさないような鋭い目だ。だが、真剣な目でもあると思う。目は鋭いが声は震えている。不安なんだろう。期待に応えたい!
陽「付き合ってくれますか?」
日陰「……!」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!