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Ruri
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ゆーかり🌿.⋆。 執筆中
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移動の車内は皆寝ていた
次も写真撮影と短い動画の撮影だった
俺は全然眠れなくて
ロケバスに乗る前に太智に言われた言葉を思い出していた
「吉田さん顔赤すぎひん?」
それを聞いて余計に頬の熱が上がった気がした
「これは病気?で、ほっぺ赤くなる症候群というか..」
心臓がずっと爆音で痛くて太智に引かれた
本当なのに…
大人には珍しいらしいけど…
本当なのになぁ…
みんな仮眠とってるから起こさないように
スマホでスケジュールの確認をする
最初は勇斗からで、次が俺かぁ
車を降りる直前まで眠いって言ってたり、あくびしたりしてたメンバーたちは降りる時には運転手にはありがとうございました!って言って、すぐに覚醒していた
プロじゃん…….
俺だけだよ顔なんかまだ赤くてぼーっとしてるの
勇斗の撮影を見ながら、あいつやっぱりかっこいいなぁって思っていた
顔の角度に、目線の作り方
うん、やっぱり上手いな
他の人の良い所を見て
自分のパフォーマンスに解釈して 落とし込む…というのを長年ずっとやってきていたせいでそんな変な癖がついてしまったのかもしれない
もっと単純に俺の恋人かっこいいなんて思えたらいいのに
柔太朗が仁ちゃん、水飲む?コーヒー?とか言ってきたから
コーヒーのパターンもあるんだ?
じゃあ、そっちがいいなぁってぼーっとしていた
「でもコーヒーより今は多分、水がいいよね」
訳分からん柔太朗の言葉にツッコもうとした時
「勇ちゃんおつかれー!!」
舜太の元気な声が聞こえた
次俺の番かぁー
柔太朗からもらった水を飲むことなく立ち上がろうとした瞬間に早足で近付いてきた勇斗に腕を掴まれた
「お前、顔赤くない?!!」
勇斗は心配性すぎるんだよなぁ
ほっぺたとおでこに手当てられて
「熱あるって!!大丈夫か?!」
両肩掴まれてまっすぐ覗きこまれた
それは本当に心配してる顔で、なんだかしょうもない事ばかり気にしていた
自分の心を剥がしてくれたみたいな気がした
「あれは悪いねぇー」
柔太朗が呟く
「勇ちゃん悪いねぇー」
舜太が乗っかる
「あいつらやばっ」
太智がちょっと笑ってる
多分勇斗には聞こえていない
俺には聞こえたので後で何らかの嫌味を言ってやる
仁人は長い睫毛を2回震わせて撮影ブースへ
「本当に大丈夫か?あいつ」
勇斗がぼそっと言って仁人の後ろ姿を見つめていた
3人はすぐに顔を見合せて
お前のせいだよ!!!って共鳴した
「さのじん…被害者の会…」
舜太が真顔で言うから面白くて
俺たち年少組はバカ笑い
「今、仁人が撮影してるんだから静かにしないかんでしょ!!」
とか勇斗が言うから余計に笑っちゃって
誰のせいだよ!お前が言うなって
またツボに入っちゃって笑ってたら
撮影してた仁人に
「全員うるせぇっ!!勇斗!ちゃんとそいつらみとけバカっ!!」
って俺が怒られた
それを聞いて年少組はまた笑い出すし
俺にはこの子たち、制御出来ないよ…
早く仁人戻って来てよ…
もう、お前ら静かにしとけ…って言ったら
勇ちゃん怒られてる!とか、
もう無理しんどいとか
最年長って仁人だっけ?
違う長老…!!
とか言いながらさっきよりも少し静かに笑ってて
「俺が仁人に怒られるから! 本当にお前らさぁ…」
みんなを宥めるように言ったのにまた笑いが加熱しちゃって
7メートル先から仁人にめちゃくちゃ睨まれた
コメント
8件
また投稿の仕方間違えた!
読み終わりました〜!第6話、めっちゃ良かったです。車内でみんな寝てる中、顔が赤いのを心配する勇斗と、それに気づかないふりしてるメンバーたちの空気感が絶妙でした。特に「お前のせいだよ!!」の掛け合いとか、仁人に怒られるシーンとか、キャラ同士の距離感が自然で微笑ましい。あと、吉田が「自分の恋人かっこいい」って思えないって悩むところ、結構深いなと思いました。このグループの関係性がどんどん愛おしくなってきます。続き、楽しみにしてます!