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Mr.パステル 過去編
どうも、パーカー大好き!少女です。今回はMr.パステルの過去編を公開します。どっちにしようか迷っていましたが、こちらに書かせていただきます。
では…始まりです。
すべての真実が分かるのは五歳頃の話…お父さんとお母さんがある仕事で忙しいため幼稚園などには行かずのんびりと過ごしていた。そんな彼にも唯一の友人がいる。
「あ!クロア!こっち来てよ!」
そう、クロアという可愛い男の子だ。黒髪に赤と紫の服を着ており、吸い込まれるような神秘的な瞳を持っている。
彼の両親も忙しく、パールと仲良しなのだ。いつも昼に近くの広場で鬼ごっこやキャッチボール等で遊んでいる。
「クロア!僕クロアと遊んで楽しい!」
「僕も君といると嬉しいな」
そんな会話を続けている。
だか、ある日クロアがパールの腕を掴んであんまり人気のないところに連れてきた。何だろうと不安そうに思っていた。その通りだった。
「実は…僕、なんか背中に違和感が持つんだよね」
「違和感?」
「うん。それがこれなんだよ」
クロアが力を出した瞬間に後ろから黒い翼のようなものが生えてきた。力を緩めると一瞬にしてなくなった。とても不思議な事だ。
「えぇ!?黒い翼が出てきた!?」
「うん。ついさっき気づいたんだ」
「えっと…お母さんとかお父さんにそんなような事情とか聞かなかったの?」
「うん。何にも聞いていない…」
「うーん…だったら僕のお母さんなら知っているかも!!…多分」
自信なさげにもじもじと言っていたが、クロアの両親も彼の両親と面会もあるし、仲良しでもある。
もしかしたら知っているかもしれない……二人は早速、家に向かおうとしていた。クロアは家に向かっている途中に”なぜ、君のお母さんが家にいるのか”と言おうとしていたが、その疑問はすぐに答えが分かった。
彼の目は四色型色覚らしく、微かな色の違いでお母さんと見分ける事が出来、それは最近気づいた事だ。
そして、二人はパールのお母さんにクロアが体験した話を細かく話した。数分後パールのお母さんが真剣な眼差しで二人を見た。
「ついに、この時が来たのね…」
二人「え?」
二人「…えぇ!?!」
僕たちは呆然とした。幼稚園に行かない理由は”正体をバレないようにするため”らしく、それと同時に僕たちの家族も特別な存在だと分かった。
そして、パールのお父さんは神様のハーフ、お母さんは天使のハーフ、クロアの両親は悪魔のハーフ………
さらに、それぞれ違う世界線で仕事をやっているらしく、そのためあまり交通量の少ないところに家を建てたことも知った。
このくらいでも凄い事だか、一番に守ってほしいという約束ごとがある。
それは
もし、軽々と言ってしまうと、
命が狙われる
という
パールのお母さんも涙を少し流しながら、静かに言った。
「私たちの存在は偉大なもので、下手すると二人の力を合わせると都市を破壊するぐらいなの……だから…お願い…パール…クロア…絶対に守ってね……」
そして、二人は心に新たな課題が授けられたと思い、抱いた。
だか………これは…ほんの一部に過ぎなかった。
この後とてつもない事が待ち受けていることを誰も知らなかった。
2話に続く
コメント
2件
ありがとうございます!!
もう今から続きが楽しみすぎます…幼少期の子達可愛すぎます……🙏✨✨✨