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クリスマスまであと1日 _ 。
※ 黄視点
すちくん彼女おるんや ……。
あの後すちくんは彼女さんの好きなところや可愛い話を皆にしていた。写真も見せてもらった。とても綺麗で優しそうな方だった。二人ともお似合いだな ……。
その後、俺は何だか聞く気になれなかったから自分の席に座りうつ伏せで寝た。そしたらいつの間にか授業が終わって大学も終わってしまった。
帰ろうとしたらこさめちゃんに一緒に帰ろうと言われたけれど …
水 「 みこちゃん一緒帰ろ ~ .ᐟ.ᐟ 」
黄 「 んぁ、こさめちゃん .ᐟ 」
「 もちろん良いy …… 」
赤 「 あ、お前ら .ᐟ.ᐟ 」
水 「 なつくんど―したの .ᐣ 」
赤 「 なんかすちが彼女とカフェに行くらしくて俺らも来ていいって言ってたんだよ .ᐟ.ᐟ 笑 」
水 「 え .ᐟ.ᐣ 」
「 あのすっち~が .ᐟ.ᐣ 笑 笑 」
黄 「 …… めずらしいな、 」
赤 「 だよな .ᐟ.ᐟ 笑 」
「 めっちゃおもろそうだし、お前らも行かね .ᐣ 」
水 「 え .ᐟ こさめ絶対行く .ᐟ.ᐟ 」
「 みこちゃんも行こ ~ .ᐟ 」
黄 「 …… 俺はいいかな 」
水 「 えっ、行かないの .ᐣ 」
「 もしかして体調でも悪い … .ᐣ 」
黄 「 うん、ちょっとね …… 」
赤 「 無理すんなよ .ᐣ 」
黄 「 ありがとう、俺は大丈夫だから 」
水 「 お大事にね …… .ᐣ 」
黄 「 うん … .ᐟ」
本当は体調なんて悪くないのに断ってしまった。
行く気が湧かなかった。なんでなんやろ ……。
その後は夜中までメンバーと彼女さんはすちくんの家で遊んでたらしい。わざわざ写真まで何枚も送られてきた。本当にいらない ……。
すちくんに彼女なんて …… 何故かモヤモヤする。
この気持ちの正体は …… 一体何だろう …。
明日はとうとうクリスマス。
通学路はもうクリスマスツリーや雪だるまの模型がいっぱいで賑わっている。子供たちもワクワクしているようで笑顔が咲いていた。
…… 俺は楽しくなんかないのに。
憂鬱な通学路をやっと抜けて大学に着いた。すると教室がやけに騒がしかった。
黄 「 うるさいっ …… 」
ドアを空けるとそこには _
桃 「 あっ、みこちゃん来たよ .ᐟ 」
緑 「みこちゃんおはよ~.ᐟ.ᐟ」
「紹介するね、この子が俺の彼女の_ 」
黄 「 …… え、 」
何 …… これ ……
…… 朝から何してんの …… .ᐣ
俺の気持ち、少しは考えんのッ .ᐣ
…… あぁもう …… いいや 、
黄 「 …… 」
紫 「 おいみこと ~ 話聞いてないだろ .ᐟ 笑 」
赤 「 またかよ ~ 」
水 「 みこちゃんらしいけどさ ~ 笑 笑 」
彼女 「 面白い方なんだね 笑 」
緑 「 そこがまた良いんだけどね 笑 」
桃 「 …… みこちゃん .ᐣ 」
黄 「…… 俺、席着くね 」
「 話はそれだけなんやろ 」
赤 「 ちょっ …… 」
「 おい、待てって … .ᐟ 」
なっちゃんが俺の腕を強く掴んだ。
赤 「 なぁ、お前どうした .ᐣ.ᐣ 」
「 昨日からずっとおかしいぞ …… 」
水 「 こさめもそう思う … 」
緑 「 … みこちゃん .ᐣ 」
なんで …… なんで分からないん .ᐣ
俺は泣くのを必死に堪えた。
黄 「 …… もう、ほっといてや .ᐟ.ᐟ 」
「 俺でもこの気持ち分かんのやからっっ .ᐟ.ᐟ 」
教室内に俺の声が響いた。クラスの人が俺の方を向く。本当は目立ちたくなんかないけど、そんな事はどうだっていい。今はただ、メンバーにだけは俺が悲しくなっている事、苦しんでいる事を知って欲しかった _。
黄 「 皆はいいよね .ᐟ.ᐟ 」
「 大切な人が … 恋人とかいてさ .ᐟ.ᐟ 」
「 寂しい夜も、嫌な朝も、受け止めてくれる人がいるから乗り越えていけてるんでしょっ .ᐣ.ᐣ 」
「 でも俺にはそんな事してくれる人いない …… 皆が恋人優先するからッ俺の相談や話とか聞いてくれなくなった、一人で抱えていけなくなったんやでッッ .ᐟ.ᐣ 」
堪えていた雫がとうとう落ちてしまった。
黄 「 グスッ …… 本当にどういうつもりなん …… .ᐣ 」
紫 「 …… 」
赤 「 ッ …… 」
なっちゃんの腕の力が弱くなる。俺は掴まれていた自分の腕を振りほどいた。
しばらく沈黙が続いていた時、チャイムが鳴ってしまった。
水 「 あっ … 」
俺は席に戻り、授業中も皆に言ってしまった事を酷く後悔していた。
大学が終わり、俺は素早く家に帰ってベットにダイブした。朝のように色々溜め込みすぎて感情が爆発してしまう自分の性格が嫌いだった。
…… 皆に謝りたい。けど出来ない。
夜ご飯は食べずにお風呂に入り、気分転換をしに外へ出る事にした。
黄 「 寒い …… 」
もうすっかり暗くなり、イルミネーションがより目立っている。
近くの公園のベンチに座り夜空を眺めた。
沢山の星の中に1つ、月が輝いている。
空まで俺の意地悪するんか … .ᐣ
いつの間にか頬が濡れていた。
今日、自分から一人になってしまったな。
何してんだろ……俺……。
緑 「 …… みこちゃん 」
黄 「 ………… えっ .ᐣ 」
緑 「 こんな所で何してるの . ᐣ 」
黄 「 … すちくんには関係ないやろッ 」
緑 「 あるよ 」
黄 「 ないって 」
緑 「 大切な人だもん 」
黄 「 …… ッ 」
そう言って俺の所に来てジャンバーをかけてくれた。優しいすちくんの匂いがする。
黄 「 …… 暖かい … 」
緑 「 でしょ 」
黄 「 ……ぅう …… グスッ 」
緑 「 …… 大丈夫、大丈夫だから … 」
そう言って俺をぎゅっと抱きしめて背中をさすってくれた。4年ぶりの人肌に涙が止まらなかった。
緑 「 朝のこと … 俺もごめん … 」
黄 「 …… なんですちくんが謝るん … .ᐣ 」
緑 「 みこちゃんの辛い気持ちに気づけなかったし、傷つけてた … 」
黄 「 違うよ、俺が勝手に傷ついてただけや …… 」
「 俺が悪いんやで …… .ᐣ 」
「 ごめんなさい …… 」
緑 「 … 謝らないで 」
「 高校生からずっと一緒にいるから分かるけど、みこちゃんは自分を責めすぎてるよ 」
「 だから今まで嫉妬してたんだろうね 」
黄 「 嫉妬 …… .ᐣ 」
緑 「 うん 」
黄 「 … 」
緑 「 だから、みこちゃんはもっと皆に甘えるべきだと思う 」
黄 「 …… えっ .ᐣ 」
緑 「 性格上、無理な事はあるかもしれないけどモヤモヤしたままだといつかは絶対限界が来る 」
「 …… だからさ、俺だけにでも甘えてほしいな 」
そう言って俺の頬を触る。手も暖かいんやな、すちくんは …… 。
黄 「 すちくん …… .ᐣ 」
緑 「 …… 今日は疲れたと思うから帰って早く寝なね .ᐣ 」
「 あと、これも受け取って欲しいな 」
黄 「ん .ᐣ どr …… 」
そう言う間もなく、俺たちの距離は測る事が出来ない所にあったのだった _ 。
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