科学者達が
ガラスの部屋から出て来て
父に向かって
科学者「チョン・ホソク”0094”、実験台準備終了しました」
と言った
実験台準備?
俺の視線に気付き
父「あいつは、これから私の仕事の大切な道具になるんだ」
そう言って
俺の肩に手を置いた
俺はただ
0094…
いや
“チョン・ホソク”と呼ばれたその子を
見ている事しか出来なかった…
🐨「ホソガが…あの子?」
突然思い出した過去に
俺は動揺を隠せなかった
🦄「ん?…ナム、ジュナ?…」
起き上がって
眠そうに目をゴシゴシするホソガ
俺はつい
ホソガに聞いてしまった
🐨「ホソガ、これ…」
そう言って
ホソガの肩に指を指すと
🦄「ッ!」
急いで服で肩を隠すホソガ
🦄「見たの?…」
睨むように俺を見上げる
嘘をついても仕方がないと思い
🐨「あぁ…」
と答えると
バッと立ち上がり
逃げるように部屋に入って行った
バタンッとドアが閉まる音がして
ガチャッと鍵を閉める音がした
一瞬の出来事で
さらに動揺し
俺はソファーに座り込んだ
ホソガが…
実験台?
嘘だと信じたいが
紛れもない事実だ
俺は冷静さを取り戻すために
お風呂に行って
頭から水をかぶった
夜は
寝室に行って
ベッドに寝転がっても
眠る事が出来なかった
何度寝返りを打っても
瞼を閉じても
眠りにつけなかった
ホソガがその子だったという
ショックと驚きもあったが
父がホソガを苦しめていた事への怒りも
眠れぬ原因だった
ホソガ…
ごめんな…
助けてやれなくて…
気付いてあげられなくて…
__next⇨♡×100⇧please__
コメント
4件
ナムさん……😭😭😭 ホソクさんも多分バレた事に何か思ってるんだろうな……、 うわーーー!続きが気になります!💖 楽しみに待ってます!無理せず頑張って下さい!💪
ナムジュナぁぁぁぁ……これは辛い😭