🐨「ホソガ、これ…」
そう言われた時
全ての時間が止まったように思えた
ナムジュナの指す方には
あの数字がある位置だ
僕は居ても立っても居られず
部屋に逃げ込んだ
部屋に入り
ベッドの上で丸まって座る
ナムジュナに見られた
しくじった
部屋で眠れば良かった
油断しすぎた
ナムジュナとの日々が
つい当たり前のように感じてしまって
自分が”実験台”
という事を忘れてしまっていた
絶対に気付かれたくなかったのに
あ、でも…
ナムジュナには数字の意味分からないか
あの姿を見られたわけじゃないし…
だからって
逃げてから
すぐ出て来たら
ナムジュナはビックリするよね
とりあえず
明日は
ナムジュナが仕事に行ってから
部屋から出よう
ナムジュナと合わないようにしないと
僕は
布団を頭までかぶり
眠りについた
次の日
ナムジュナが仕事に行ったのを確認し
部屋から出る
ひとまず先に
お風呂に入り
お腹が空いたから
ご飯を作る事にした
気付けば
かなりの時間熱中していた
自分の分だけ作るつもりだったけど
ナムジュナが心配になって
つい作ってしまった
フルーツも切ろうと思って
作業していると
ガチャ🚪
ドアが開いた音がして
横を見ると…
🐨「ホソガ?…」
🦄「え…何で?…」
何でナムジュナが?
仕事じゃないの?
疑問に思いながら
この状況はまずいと思って
ナムジュナの横を通って
玄関に足早に向かった
🐨「ホソガっ!」
名前を呼ばれて
振り返ったけど
ナムジュナを突き放すために
🦄「シャー」
力を入れて
爪を出した
ナムジュナはすごく驚いた顔をして
近付いて来ていた足を止めた
僕はその隙にと思い
ドアを押し開け
外に走り出た
タッタッタッタッ
ずーっと走った
“あの夜”みたいに…
なるべく人目につかない所を走った
動物
いや、化け猫と言って良いような姿の奴が
堂々と道を走れるわけない
僕は
休む事なく
夜になるまで走り続けた
__next⇨♡×100⇧please__
コメント
6件
ごめんなさいーーー!見るの遅くなっちゃった…… ホビたん!?また捕まるて……!?心配やぁ🥺ナムジュナぁぁぁぁァ”ァ”ァ”ァ”ァ”早く追っかけてーーー! ナムさんとホビたん誤解(?)が解けるといいね…… 続き楽しみにしてます!
今見ました…見るの遅くてごめんなさい🙏🙏 ホソクさん外で歩いて大丈夫か!?!?またあの人等に捕まらないかまじ心配すぎるんですけど!?!? ナムさん捕まらないうちに追っかけろーー!!! 次回も楽しみに待ってます!無理せず頑張って下さい!!!