家のポストの中身を確認します
ハクト様と結ばれ、オトハ様という、新しいお友達も増えました♪
正直、急ぎすぎてるかもと…思うところはあります
ハクト様は優しいですから、私の素性について、深く聞こうとはしません
…………お話しするべきなのでしょう
ですが、ハクト様を巻き込みたくないのです…………
「あら?珍しくお手紙がきてますね」
ポストの中にあったのは、手触りのいい、1通のお手紙
中身を見る
「ああ、そういえば、そろそろ時期ですもんね」
お手紙の内容
それは__
ハクト様、オトハ様、そして私、リア
この3名を神聖能力学園の入学試験に招待
というものでした
「学園?……学園!?」
夕食の時間、リアから聞かされた
神聖能力学園……能力者が集い、いろんな視点から能力を研究し、また、能力を高めるために戦闘訓練を受ける……様々な教育が受けれるらしい
「でも、なんで急に手紙が?」
心当たりがない
どこかで教員と会っていたのだろうか?
「リア?どうやってその…試験の招待ってするの?」
気になってリアに聞いてみる
「学園に、この世界を探知し、能力者を探せる人物がいると聞いたことがあります」
なるほど
つまりは、探知系の能力者がいて、僕らを探し出せたってわけか!スゲー
「ハクト様、どうします?入学試験、受けますか?」
悩んでしまう…
能力を研究しているなら、自分の能力も、もっと扱えるかもしれない
だから答えは__
「受けてみるよ!もっと強くなるために」
あいつに、負けたままは嫌だ
次は、絶対に勝つ
「わかりました、でしたら私も受けますね♪オトハ様は受けますか?」
「…?モグモグ…うん」
ぜってーご飯食べるのに夢中で聞いてないな!
「では、試験の説明をしますね?」
試験内容
一つ 【体力】
受験者との競走をし、妨害ありのとんでも試験らしい
二つ 【筆記】
この世界の常識から、歴史、また能力の見解を自分なりに書くらしい
三つ 【能力】
この試験は単純で、最初の二つをクリアした受験者同士でのサバイバル
生き残った20名を合格とする
「以上が、試験内容となりますね」
ワーオ
筆記…大丈夫かなぁ
「…ハクト君、筆記大丈夫かオ?」
そうなんです!
僕、常識ないんです!
「大丈夫です!ハクト様は私が勉強を教えます♪」
スパルタやん(´・ω・`)
リアさん、貴女スパルタですやん(´・ω・`)
「あ、アリガトネ」
そして、地獄が始まった
「ハクト様…大丈夫ですか?」
勉強で疲れて倒れている僕に、リアが声をかける
「大丈夫…ちょっとだけ休ませて…グハァ」
キツい
キツいよ!
リア、スパルタなんだもん!
おかげですごい頭よくなったよ!
「ありがとう、リア」
まっすぐに彼女を見つめる
「は、はい//」
顔を赤らめるリア
すごいかわいい~
「ハクト様///あと2週間で試験ですよ//」
あと2週間か…
そろそろ、能力も扱えるようにならないと
「大丈夫!ここまで頑張ったんだ!神聖能力学園、絶対に合格してやるよ!」
コメント
3件
(* ˊ꒳ˋ*)ままじょーず♡僕ちゃんもやってみよかな♡