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連合付近で倒れ、連合の医務室へ運ばれ目を覚ました暁は経過観察の為と医務室に残ることとなった
暁:「あ〜またじゃない、病院よりは看護の人と話せるからまだ良いけど・・・」
愛聾:「大人しくしてなさい、暇つぶしに話してるだけだから」
この人は医務室勤務の愛聾医師、見てくれは中性的なので性別がどっちか分からない、ただ女性の様な話し方をするので女性なのではと思っている
愛聾:「鳳凰が原因で倒れたんだもの、負担は凄い筈よ」
暁:「正直起き上がるのもしんどいんですケド」
愛聾:「でしょうね、だから大人しくしてなさい、あと二,三日何だから」
あと二,三日も医務室生活か、と肩を落とす暁を後目に、愛聾医師は医務室の掃除やらなんやら、動き回っている
翔:「・・・意外と元気だな、お前」
暁:「あっやっぱり居たんですね、何となく視線があると思えば」
翔:「俺はお前の監視だ・・・🍜(“´༥`” )ŧ‹”ŧ‹”」
愛聾:「相変わらず、ラーメンは食べるのね」
どうやらラーメンが好きなようで愛聾医師から聞くに食べていない時が無い程らしい、だからと言って医務室で食べるのはどうかと思う節もあるが
翔:「・・・鳳凰の事で何か、変化はあるか・・・?」
暁:「いえ、今の所有りません、ただ身体が尋常な程重苦しいですが」
翔:「・・・そうか、なら良い」
無口なのか口数が少ないのか、話すのに間を開けながらな為、聞き取りずらさはあるが、言わないで置こう・・・
愛聾:「そう言えば貴女の両親から式神の子が来るって聞いてるけれど」
暁:「あの二人が来てくれるなら暇もどうにかなりそう!」
翔:(・・・鳳凰と合わせて三人か、人か妖か分かってないが、霊力が多い故か・・・)
何やかんやと話すうちに時刻は正午を回っており、式神の雅と大蛇も来てくれた
雅:「お嬢様、私共心配しておりましたよ」
大蛇:「倒れて運ばれたって聞いたモンだからつい慌てたっス」
暁:「あはは・・・御免ね」
翔:「・・・人に化けてるが、狐と蛇か・・・?」
何とすぐに見破られた、きちんと人に化けているので基本的に一見しただけでは分からない筈、と少々驚いていた
大蛇:「アンタ、何者スか?俺らの事そう簡単に見抜く奴なんて居ねーっス」
翔:「・・・良いだろ、何者でも」
雅:「その通り私は狐でも九尾です、この大蛇は名の通り八岐大蛇ですわ」
九尾と八岐大蛇、この二体だけでも式神の中では上位種に当たる為よく知られているが、気難しいとも噂が立っている、連合全域に知られたらどんな目で見られるか分かったものじゃないなと暁は思う
翔:(ポテンシャルだけ見て勧誘したが・・・式神を三体も所持してるとか知らなかったぞ・・・・・・)
暁:「三体は私も知りませんでしたよ、鳳凰の存在に気づくまで式神はこの二人だけだと思ってました🥪(ㅎчㅎ )」
顔や態度には出ていないが、翔もコレには驚いた様だった
ーTo Be Continuedー