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あれから何となくの日々が続いた。まぁ仕事をサボってないし鍛錬もしっかりしてるからどうにでもなるでしょ。
気がついた時に年が開けていたのは気が滅入ったが、、、、
「ゆーちゃん」
久しぶりに声が聞こえる
「れーちゃん!!も〜来ないから心配してたんだよ〜?」
「ごめんごめん。こっち忙しくってさ〜それで話って?」
「いや〜ちょっとずっと迷ってることがあるんだよね~」
「ふ〜ん莉愛のこと?」
「よく分かるよね〜」
「なんならゆーちゃん殺そうとしてる?」
「だって、、、、」
「私から大切なもの全部奪ったんだもん」
紛れもない時日だと思う。
本当に大事なものを奪われているのも事実だがあれが来てから明確にあちらがチヤホヤされていると感じている。
、、、、
ここらで奪還戦しないと、、、、
「まぁ協力は惜しまないよ?けど鏡。見てみたら?」
「そうだね」
「鏡よ鏡______」
そう言って鏡に触れる
映し出されたのは2ヵ月後の世界だった。
何事も無かったかのように笑っている自分が映し出された。
れーちゃんもそこにはいた。
ということは、、、、
復讐に成功した?
なら、、、、
能力である鏡写を解除する。
「ゆーちゃん!どう、、、、だった?」
「行けそう」
「ほんと?!」
「そういえば特殊部隊の1年の任務完了びは3/26だよね?」
「、、、、うん?そうだけど、、、、」
「じゃあその日にしよっか!」
「へっ!?」
こうして私の目的が果たせる日がようやく決まった。
【本部】
「莉愛は特殊部隊の1年の任務完了日聞いた?」
「聞いてないよ〜?」
愛も変わらず特に経緯なんてあるわけもない適当なタメ口で帰ってくる
身の程わきまえてんのか?
「そっか3/26に終わるんだけど、せっかくみんな同日に休みだし莉愛とれーちゃんと私の3人でお泊まり会しない?」
「いいね!楽しみにしてる!」
「そう言ってくれると嬉しい〜!それじゃあまた今度〜」
あ〜
ちょろいな
警戒はされているけれど別にいい。
向こうだって殺す気で来ているからね。
ーーー
いつも通り過ごしているとあっという間に作戦当日になる。
って言っても集まるのは夜。
強いて言うなら最低限の荷物をまとめておく。
後に有利になるように
一応私はこの作戦のあといつもの死体処理の警官さんに頼んでれーちゃんの家に暫くいる。
我ながら完璧だ。
今回は短期戦になりそうだと思ったので切れ味のある程度良いナイフと小型の銃を用意しておく。
まぁ多分銃は使わないと思うけど。
備えあれば憂いなしって言うし。
よし、、!大丈夫かな、、、、
「ゆーちゃん!き〜たよ!」
「れーちゃん!いらっしゃい!」
「確か莉愛が来るのが7時だよね?」
「うん。」
「今が6時か、、、、」
「もう定位置着いとくね〜」
「OK」
念の為れーちゃんには影に隠れててもらう
万が一私が危なくなった時のために。
窓は一応防弾、、、、
合計20発位は耐えてくれるのでそこまで気にしてはいない
普通に正面から来るだろう。
考えられることとすればドアを開けた時に殺されるとか
それも考慮来て事前にドアは空けてある
れーちゃんにはホントの物陰にある棚に隠れてもらっている
さて、、、、
因縁の決着をつけようか、、、、
「百合〜!楽しみにしてた〜!」
登場は普通だったか、、、、
「莉愛ねー!やりたいことあるのー!」
瞬時に距離をとる。
リビングは広いから多少は動ける。
「、、、、莉愛ね百合を殺しに来たの」
知ってる
そんなことぐらい計算済み
「、、、、そう。知らないと思った?」
それと同時に距離を詰める
莉愛の攻撃パターンは鏡で予習済み
呆気なく腹部を刺す。
これで、、、、
終わり、、?
こんなに早く終わっちゃうの?
こんなにこんなに私の方が苦しい思いをしたのに?
なんで?
なんでなんでなんでなんでなんでなんで
気に食わないし確実に息の根を止めるためにもう一度刃物を入れるのだった____