その時はやって来た。
毎日毎日、玩具でイキ狂わされ、その後弔くんので犯される____
毎日、ずっと閉じ込められ首輪で繋がれ24時間監視されている状態で____
精神的にも限界だった。
体ももう、限界だった。
身体中に、弔くんの跡。
キスマークをつけられ
繋がれてる手首や足首、首には青い痣ができている。
いっそこのまま、個性を発動させずに弔くんに触れられながら壊れてしまおうか?
と何度考えたか____
でも、死にたくはなかった。
いつ、逃げ出そうか?
気づけば行為中も、喘ぎ声をあげながら
頭の中で考えるようになった____
そんなある日____
「凛……すごい熱」
私は熱を出した。
「凛……、大丈夫?」
『ん……大丈夫じゃない…』
頭がガンガンする
割れてしまいそうなくらい痛い
それに起き上がろうとしても体全身が痛くて重くて起き上がれない____
『なに……これ……しんど……』
思うように言葉を話すことさえも辛いくらいだ。
弔くんは
はあはあ、と息切れをする私の頭を心配そうに撫で
「凛、ドクターに診てもらおうね」
と言い、
おでこにキスをした____
_________
結果は、免疫力低下による風邪。
普通の風邪だ
それでも重症化しすぎているからと
少し強い薬をドクターは処方してくれた。
ドクターは、自分の病院の地下で
なんか変な実験をしてるんだよと弔くんから教えてもらったけれど、そんなマッドサイエンティストだなんて想像もつかないくらい優しいドクターだ。
病院に行く時、
一般人が通る道では無い場所に移動し診てもらった。
私の手首、足首、首にある痣は弔くんが綺麗に白粉で消した。
病院の間、枷を外してくれた
〝このまま、外しててほしい〟
だなんて言ったら
弔くんは怒ってしまうだろうか……?
ポタポタ……
点滴の液が落ちる音がする
弔くんはベッド前のパイプ椅子に座り何も言わない____
弔くん____
ねぇ、私____
もう、心も体も限界なんだよ……?
ポタポタ……
大粒の涙が頬を伝う
『ふッ……ふぇッう……ッ』
嗚咽が漏れ
弔くんが私が泣いているのに気づき
「凛……どうしたの!?痛い?辛い?大丈夫?」
と
私の手を握る。
こんなにも心配してくれているのに
『ふぇッ……弔くッ……もう……ッむりだよ……』
体は嘘をつけないんだ
「は?どういう事?そんなにしんどい?
ドクター呼ぶ?」
『いい……』
「だったらどうしてそんなに泣いてるの?」
言うんだ。
『もう限界なのッ……もう……こんな生活むりだよ……ッ』
そう、
弔くんに言った時だった。
バチンッ!
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