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渡辺Side
?:しょ…!しょ…た!!
懐かしい声。…この声どっか聞いた覚えが…
俺の大好きな声と香り。
深澤:しょうた〜!!ニコッ(手を振る
ふっか…?なんで、ふっかが、
…おれたしか、楽屋に居たはずじゃ。
渡辺:っ!…ぁ!!泣
声が出ない。なんで…。目の前にふっかがいるのに。ふっかを呼びたいのに…!
深澤:翔太!!
ふっか。…ふっか!!
お願い。こっちに来て。戻ってきてよ…。
深澤:…無理だよ。俺はそっちにはいけない。
そんなん関係ない!みんなお前のこと待ってんだよ!頼むよ…。お願いだから…!泣
?:しょ…た!しょう…た!!
深澤:…翔太。呼ばれてるよ。早く行きな。
深澤:お前はまだ、ここに来るべきじゃない。他にやることがある。
なんでっ。嫌だ…、嫌だよ!俺まだ、ふっかと居たい!もっと、話してたい!
深澤:翔太…行け。お前を待ってるやつがいる。
深澤:さっきからずっと、呼ばれてるだろ?
?:しょうた…!翔太!!
深澤:俺はずっと、ここにいる。お前から離れない。約束だ。
待って、ふっか!!嫌だ!ふっか_!!!
?:起きろ!翔太!!!
渡辺:…っ!!ッはぁ、はぁ。
俺、なんで。どうして…。ふっか…!ふっかはどこ?!
ふっk…!
宮舘:翔太!!!ガシッ(翔太の肩を掴む
渡辺:ぁ…え、りょう…た?
宮舘:そう、涼太だよ。落ち着いて聞いて。
宮舘:まず翔太は、楽屋で急に倒れた。ここは、覚えてる?
俺は…あの時、楽屋に居て。涼太に話しかけようとしたら、視界が真っ白になって。
そして起きたら、ふっかと。
渡辺:あぁ…。覚えてる。
宮舘:その後、倒れたあと翔太は苦しそうに魘されてた。涙も流してね。
そっか。俺…夢見てたんだ。ふっかと話したのも、全部…夢。
ガチャ
目黒:あ!翔太くん、起きたんですね…!
ラウ:良かった〜!!体調の方は、大丈夫?
渡辺:あぁ、大丈夫。ごめん、心配かけて。
阿部:ほんとだよ!びっくりしたんだからね!
阿部:辛くても…、ちゃんと体調管理はしてよ。
「辛くても」…か。笑
阿部にはお見通しか、笑
俺のことちゃんと見てんだな。
渡辺:…俺さ、夢でふっかと会った。
目黒:ッ…ふっかさんと会ったの?
渡辺:あぁ、会って話した。
渡辺:夢で会ったあいつは、なんも変わってなかった。あの頃のふっかのままだった。笑
宮舘:そっか。なんか、ふっからしいね。笑
渡辺:それで俺、ふっかに言われたんだ。
渡辺:『 お前はまだ、ここに来るべきじゃない。他にやることがある。 』…って。
ラウ:どうゆうこと、?
ラウ:他にやることがあるって…。
阿部:翔太、それって本当?
渡辺:あぁ、なぜか夢なのに凄い鮮明に覚えてるんだ。
渡辺:あいつの香り、声、あの場所の景色…ふっかとのやり取りも全部覚えてる。
渡辺:なんでだろうな。もう…ふっかとは、3年以上会ってないのに…ッ。泣
渡辺:ふっかの仕草や癖も全部ふっかだった。
渡辺:懐かしいな。もう、あれから3年も経つんだな。
目黒:今じゃSnowManは5人ですもんね。
目黒:3年前のあの日を境に、俺たちSnowManは、ばらばらに…。泣
ラウ:めめ…。
目黒:ッすみません…泣
阿部:めめ。大丈夫、まだ俺たちがいるから。
ラウ:そうだよ!大丈夫だよ!ニコッ
目黒:ありがとう…ッございま…す。
渡辺:でも、あの時になんか行動してたら、未来は変わってたのかな。
渡辺:俺は怖くて、何もできなかった。止められなかった…
渡辺:俺は…こんな自分がなさけn
宮舘:それは俺たち全員が思ってることだよ。
宮舘:俺だって、後悔してる。
宮舘:俺は、ふっか達と居た時も、SnowManが解散しかけたときも、その場にいたのに…!何もできなかった。
阿部:舘さんの言う通りだ。みんな後悔してる。お前だけじゃない。
阿部:俺だって、戻れるのなら戻ってやり直したいよ…ッ泣
目黒:こんな時に、ふっかさんが居てくれたらきっと、笑って『 大丈夫だよ! 』って言ってくれてましたよね…、泣
ふっか…俺たちにはお前が必要なんだよ。
𝐧𝐞𝐱𝐭… 3年前の出来事