ドレス姿を見た瞬間、手で口元を押さえて――まさかの、しばらく固まる。
「……ちょ、待って……俺、今、息止まった……」
ふざけてるような言い方なのに、
目だけはガチで奪われたみたいに見惚れてる。
ゆっくり近づいてきて、
お調子者の笑みじゃなくて、
恋してる男の顔で微笑んで、
「ねえ、ほんとに俺の?
冗談抜きで、世界で一番きれいなんだけど」
腰に手を添えて、くるっと回してくれる。
「ドレスも可愛いけどさ……
一番可愛いのは、やっぱ🌸。さすが俺の花嫁」
照れたら頭ポンポンしてくれる。
「泣いた? 可愛い〜。ほらおいで、これからは黒尾の苗字と一緒に俺がついてるよ。」
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コメント
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ふぁっ?!これは惚れますわ黒尾さん