第7話
宮舘
『今の声って……』
岩本
『ふっか達、だよな……』
阿部
『照ー!涼太ー!』
岩本
『あっ、阿部!めめも!』
阿部
『今の悲鳴って佐久間達だよね…』
岩本
『…っとにかく探そう。』
岩本
『ふっか~!!』
宮舘
『翔太ー、いるーっ??』
阿部
『佐久間!!返事して~!!』
目黒
『こっち側って先生達の部屋近くじゃない?
あんまり大きい声出すと気づかれるかも……』
宮舘
『確かに……』
阿部
『あっ!』
目黒
『!? 阿部ちゃん何かあったっ?』
阿部
『これ…!佐久間の推しのキーホルダー!』
岩本
『ここに落ちてるってことは、この通路をまっすぐ行ったんだな……』
宮舘
『でもこの先トイレしかなくて行き止まりになってるけど……』
岩本
『っ、とりあえず行ってみよう。もしかしたらいるかもしれない。』
阿部
『うわっ、何でここのトイレだけこんな古いの…』
目黒
『しばらく使われてないっぽいよね……』
岩本
『おーい、誰かいるか~…?』
シーン
岩本 & 宮舘 & 阿部 & 目黒
『……………』
深澤
『………照、?グズッ』
岩本 & 宮舘 & 阿部 & 目黒
『!!』
目黒
『深澤くんの声!!』
岩本
『ふっか!!!いるの!?!?』
深澤
『…っ照!!ここ開けて…!!』
宮舘
『中へ入ろう!』
岩本
『ふっか!』
目黒
『佐久間くんに、渡辺くんも!』
宮舘
『翔太!!』
佐久間
『み、みんなっ……グズッ』
渡辺
『、、、りょーた…グズッ』
深澤
『照…っ、、怖かった……』
岩本
『よしよし……(撫)』
宮舘
『翔太、立てる?』
渡辺
『うぅ、、腰抜けて立てねぇ……っ』
宮舘
『んじゃ捕まって』
渡辺
『は……っ?』
宮舘
『よいしょっ』
渡辺
『ちょっ//涼太っ!』
宮舘
『お姫様だっこみたいになっちゃったけど、これで我慢してね。』
渡辺
『っ……/////』
阿部
『佐久間も、立てる?』
佐久間
『うん……っ』
阿部
『ほら、手繋いで?』
佐久間
『っ、阿部ちゃん……』
阿部
『ん?』
佐久間
『……もうこの手離さないでね…っ』
阿部
『……えっ// 』
佐久間
『…… (震) 』
阿部
『…………うん。離さないよ。』
目黒
『とりあえず一旦出よう。ここにいるのがバレたらマズイよ。』
岩本
『そうだな。ロビーに行くか。』
目黒
『俺、先生たち来ないように部屋戻って話しとくね。』
阿部
『うん。めめありがとう。』
岩本
『何があったか話せるか…?』
深澤
『うんっ。』
深澤
『えっと、照達と別れてから廊下を進んでたんだけど、途中で迷っちゃって…笑』
渡辺
『そしたら急に物音がして……。誰かが付いてきてるみたいな、、』
佐久間
『それで走って逃げようとしたら、ガタンって大きな物音がして、近くにあったトイレの個室に3人で逃げ込んだ訳デス…。』
深澤
『古いトイレだったからかもしれないけど、一度閉めたら扉が全然開かなくて……』
阿部
『それで閉じ込められた状態になったってことね。』
佐久間
『うん…。』
宮舘
『はぁ……、とりあえず無事でよかった。』
阿部
『3人の悲鳴を聞いたときはさすがに焦ったよね笑』
深澤 & 佐久間 & 渡辺
『『『、、心配かけてごめん……っ』』』
岩本 & 宮舘 & 阿部
『『『 …………、』』』
阿部
『…佐久間が無事で良かったよ。近くにいたのに怖い思いさせてごめんね。(撫)』
佐久間
『にゃは、阿部ちゃんずっと手繋いでてくれたからもう怖くないよっ!』
宮舘
『翔太は結構ビビりだってことが分かったよ(笑)
何かあったらすぐ俺に言ってね。』
渡辺
『うるせーよ………涼太ありがとう。』
宮舘
『ふふっ、どういたしまして。』
深澤
『照も昔は怖がりだったのに、成長したんだなぁ…』
岩本
『何で親目線なの (笑)……、大切な人が怖がってるんだから守るのが当たり前だろ。』
深澤
『うん、助けてくれてありがとな。
(…ん?大切な人……って、俺のこと…?)』
宮舘
『んじゃそろそろ戻る?』
渡辺
『そうだな…ってもう21時前じゃん(笑)』
佐久間
『ヤバ……絶対先生起こってるよ、、、』
深澤
『めんどくせーっ!!』
岩本
『じゃあまた明日な。』
深澤
『うん、また明日~っ』
その日、A高校とB高校の生徒たちは夜遅くまでたっぷり先生に叱られましたとさ…笑
目黒
『俺一人じゃ対処しきれなかった……みんなごめんね(笑)』
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NEXT……♡100
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