TDNDBです。
3話も早めに更新です。
初めましてで皆さんがこんなにいいねしてくれたの、とても嬉しいです。
前話の最後にもありましたが、近々読み切りを出そうと思ってます。
あのー…リクエストくれる人居ませんかね。
さのじん限定ですが。
雰囲気、ストーリー、コスプレ、何でも大丈夫です。
ご協力お願いします🙏
ー勇斗提案・女装・前編ー
勇斗「これはね、」
そのダンボールに入っていたのは、
メイド服とメイク道具。
…いや待てよ。それは無いだろ。それは。
順番的には女装は最後にすると思って、その時に誤魔化せばしなくて済むと計画してたのに…この野郎。
仁人「…ん?」
勇斗「可愛い〜!仁人に似合うと思って買ったんだよね。」
勇斗が並べたのは、ミニスカのメイド服にOLが着るようなタイトスカート、よくある警察官の如何にもな衣装。
これを後で着ると考えると…死にたい。
放心してしまう程嫌だ。
勇斗「おーい。仁人?どうしたの?」
仁人「…あ”あ”あ”あ”!!!むりいいいいい!!!マジむりいいいいい!!!」
今、何をしているのか自分でも分からない。
でも本当に着たくない。
勇斗「えぇっ!何!?ちょっと落ち着いて!」
仁人「あ”あ”ぁ…え本当にこれ着んの?」
勇斗「うん。いや、安心して?絶対似合うから!可愛いから!」
肩掴まれて言われてもな…。
…着てみよっかな。
いやいやいや、無理だし。マジ嫌だし。
…でも昨日も「可愛い」って撫でてくれたし。
着てみても良いかも。
仁人「ちょっと待ってて。」
A few minutes later…
勇斗「まだぁー?」
仁人「今行くー。」
最終チェック!
髪の毛…よし。
ムダ毛…よし。
下着…よし。
服…よし。
ではお披露目となるか…。
バタッ。
仁人「…着てみたけど。」
勇斗「えー!可愛いー!やっぱメイド服は似合ってたんだぁ!あ、これも使ってみて!」
そうして渡されたのはビューラーとチーク、リップだった。
自分でメイクをするのはあんまりだが、やってみるしかないだろう。
勇斗「がんば〜。」
A few minutes later…
仁人「出来た!」
勇斗「おっ…んなあああ…。」
変な言葉を発しながら強く抱き締めてきた。
勇斗「んん〜、かわいぃじんとぉ〜♡」
仁人「やめてよ…。」
数秒そのままで居て、やっと離してくれた。
時刻は10時。
どうしよう…今から何したら良いんだろう。
勇斗「ねえね、メイドカフェごっこしよ!」
仁人「え?」
なんそれ。聞いたこともないごっこ遊びやん。
具体的な内容も分かんないし、なりきりとか恥ずかしすぎるし。
勇斗「メイドカフェみたいに俺を接待してよ!パフェの材料とか飲み物とかあるから。」
仁人「なんか都合良すぎない?」
すると勇斗は玄関を出て行った。
…え?今からすんの?
いや、それは無いか。
ガチャ。
勇斗「こんにちは〜。」
仁人「えっ、あっ、いらっしゃいませ…?」
そう言った瞬間、勇斗は不機嫌そうな顔に。
ちょっとため息も吐かれた。
勇斗「普通さぁ、『いらっしゃいませご主人様♡今日はきらめき星(?)から来た可愛い妖精、じんちゃんが御相手させていただきます♡よろしくお願いしまぁす♡』とかだろぉ!?あぁん!?」
勇斗が言った今の言葉は何一つ頭に入らなかった。
ご主人様?きらめき星?可愛い妖精?
聞いたことのないワード…。
頭おかしいのか。そうか。
勇斗「はい!もう一回ね!」
バタリ。
ガチャ。
勇斗「こんにちは〜。」
仁人「いっ、いらっしゃいませご主人様…。今日は私、吉田仁人が御相手させていただきます。」
またムスッとした顔をして、つらつらと文字を並べ始めた。
勇斗「何?お通夜?もうちょい感情込めよ?あと、ニックネームはじんちゃん、出身地は…みるきー星ね。」
仁人「じんちゃん…みるきー星…。OK。」
勇斗「よーい。アクション!」
なんか映画監督みたいになってきてるが、次は感情を込めて言ってみる。
ガチャ。
勇斗「こんにちは〜。」
仁人「いらっしゃいませ、ごっ、ご主人様!今日はみるきー星から来た可愛い…えっと…怪物(?)、じんちゃんが御相手させていただきます!」
少し顔が突っ張ってしまったが、多分、もうこれで良いだろう。
流石にな。
勇斗「怪物か〜。可愛いね!」
仁人「じゃあ、こちらへどうぞ!」
めちゃくちゃ普通のソファに誘導し、自分も隣に座る。
…ドキドキしてきた。もしかして、今は女の子として見られてるのかな。
可愛いかな。
勇斗「顔赤いけど大丈夫?」
仁人「あっ、えっと、メニューは…。」
勇斗「じゃあ〜、じんちゃんの特製みるきーパフェと、ほろ苦間接キスカフェラテで。」
いやマジで何それー!
意味不すぎて笑えてきた。
ネーミングセンスどこ行ったんだよ。
とりあえず、カフェラテとパフェというのは分かった。それだけ分かった。
仁人「かしこまりました。少々お待ちください♡」
A few minutes later…
本当にパフェの材料あったし…。
完成したから一旦持って行って、それからだな。地獄は。
仁人「お待たせしました〜!」
机に置く時の手が異常に震える。
緊張を解け…落ち着け…。
勇斗「まずはパフェからお願いしまーす!」
仁人「…あ、えっと、」
出た…。
多分今に求められているのは「魔法の呪文」とか、「美味しくなる魔法」とか、その類だ。
ここはスタンダードに「美味しくなーれ萌え萌えきゅん♡」か…?
それとも味変した方が良いのか…?
勇斗「じんちゃん?」
仁人「あっ、じゃあいきますよ〜!せーの、」
行け!今だ!
仁人「美味しくなーれ、萌え萌えきゅん♡」
勇斗「…あれ?いつもの「あーん」じゃないの?」
仁人「えっ、すいません!じゃ、じゃあ、はい、あーん♡」
なん…だと。
「あーん」は聞いたこと無かった…。
勇斗「ん〜、やっぱり美味しいよ〜。次はカフェラテが飲みたいなぁ…。」
じゃあ飲めよ。
と言いたい所だが、メニューでは「間接キス」とあった…。
これに関しては謎すぎる。
飲めば良いのか?もう謎だし飲むぞ?お?飲んでやるぞ?
仁人「…い、いただきまぁす。」
ズズッ。
勇斗「ありがと〜!間接キス、いただきます!」
合ってたの?マジで?
信じられない…笑
いや真面目に信じられないよ?
これは合ってんのかよ。
A few minutes later…
勇斗「ご馳走様でした!」
仁人「美味しかったですか?」
笑顔で頷いてくれて、まあまあ嬉しい…。
でもやっぱりコンセプトが変なんだよな。
まあいいけど。
勇斗「じんちゃんさ…彼氏とか居るの?」
仁人「えっ?なんですか…居ませんけど。」
勇斗「へぇ…じゃあじんちゃんはお尻とか使った事無い?」
太ももに大きな手が触れる。
なんだろう、これが女性の言う「セクハラ」なのかな。
てか、するにはまだ早いし…午前中だし…。
仁人「あの…やめてください…。」
勇斗「やっぱそうなんだぁ…じんちゃんさ、今から暇?俺と抜けない?」
距離を取っても取っても近づいてくる。
ソファの端まで来ると、手はスカートの中に入っていた。
気持ち悪い。とっても。
勇斗「俺と気持ちいい事しない?てか網タイツ似合ってるね。」
仁人「いやっ、やめ…んっ、んん…///」
無理矢理のキスで、しかもずっと太ももの付け根ら辺を触ってくる。
でも勇斗だから興奮しちゃうし、勃っちゃう。
勇斗「…可愛いよ。あれ、ちょっと濡れてんじゃんw…入れても良いって事だよね。」
仁人「だめっ、そこは…だめなんです…。」
勇斗「なんでよ〜。俺とシたいんじゃないのー?」
ダメだ…セクハラの波にまんまと流されていってる…。
このままじゃ…。
勇斗「こことか好き?」
かっぴらいた胸元に手を入れ、いやらしく陰部を弄ってくる。
悔しいが、しっかり感じるし、ビンビンに硬くなってしまう。
仁人「やめてくださっ、いやっ…///ほんとに…。」
勇斗「めちゃくちゃ弱いくせに。ほら、ケツ突き出してみな。」
恥ずかしながらも従順に勇斗にお尻を差し出してしまうのが俺。
なんか寝盗られてるみたいで興奮する。
ブチブチブチッ。
勇斗「…じんちゃんは可愛いしえっちだね。」
網タイツを破かれ、パンツも横へズラされた。
元々、キスをされたくらいの時にはヌルヌルに濡れていた。
指がぬっぷりと入る。
仁人「あっ、やだっ…///んっ、あぁあっ♡」
今までに無いくらい激しい。
でも今までに無いくらい気持ち良い。
腰が勝手に動くし、足も竦む。
仁人「んあ”あ”っ♡ご主人様っ、そんなに激しくされたらっ、こわれちゃうっ…///」
「こわれちゃう」なんて、二次元とかでしか言わない事言っちゃった。
恥ずかしい…恥ずかしすぎる…。
勇斗「じんちゃん可愛いよ…。」
仁人「んあっ、だめなの…出ちゃう…///いやっ、あっ、あぁーっ///」
シャーっと一気に出てしまった。
出てる間もずっとぐちゃぐちゃにされてるので、長イキしてしまう。
また白目になる。
仁人「イグっ、ゔぅ…///はぁっ、はぁっ、はぁーっ。」
勇斗「ね?気持ちいいでしょ。じゃあ、もっともーっと気持ちいい事しない?」
仁人「えっ…。」
ソファに座り直すと、真ん前でズボンのチャックを下ろし始めた。
パンツ越しでも分かるほど、大きい。
勇斗「どう?きっとじんちゃんも満足させられるね。」
恐る恐るパンツを下ろしてみる。
と、鼻にちょんと先っぽが付いた。
勇斗「したい?したいなら仰向けで媚びないと。」
惨くて仕方がないが、仰向けで勇斗を誘った。
結局、こういう体勢でする頻度が多いし、一番気持ち良い。
それが入ってきた時にはずっとビクビクして、眉を寄せた。
勇斗「動くね…。」
仁人「うん…あっ、待って///激しいっ、もっと突いてくださっ、いぃっ♡」
突かれれば突かれるほど気持ち良いし、頭も真っ白になる。
ゴム無しで無理矢理されて、実質無理矢理のこの状況に興奮してしょうがない。
仁人「んやっ、あぁっ…///好きっ、好き♡」
勇斗「じんちゃんイきそ?締まってきたよ…。」
下品で汚い音が響く。
最初、告白された時は勇斗のがこんな気持ち良いと思わなかった。
それでイッてしまうのが悔しい。
仁人「出るっ、出ちゃうぅっ♡いやあぁっ♡」
床にびゃっと飛び散って、少量の涙も出た。
過去最高の絶頂というか、快感というか。
勇斗「ふーっ、俺も出そう…。じんちゃん、 出すよ…。出るっ…。」
中に熱いのが広がる。
幸せだ。
頭がぽわんぽわんする。余韻か。
仁人「…お掃除しますね。」
なんて恥ずかしい事を…!
とか思ったが、今更思っても仕方がない。
勇斗「おっ、めっちゃ上手いね.。意外とすぐ出るかも。」
じゅじゅっ、ぐぽっ、ぐぽっ、じゅーっ。
勇斗「あっ…出そう…。」
仁人「ぶっかけて…。」
その瞬間に、真っ白な液体が顔にかかった。
手でそれを拭って、またキス。
勇斗「ありがと。じんちゃん。」
仁人「…またお越しくださいませ。」
ニヤッとしてから、俺はせっせと顔を洗いに行った。
メイク落としを使わなきゃな。めんど。
勇斗「終わったら来てー!」
仁人「はーい。」
次へ続く…
コメント
1件
もうほんとに好みすぎます、!!ほんとにだいすきですありがとうございます