テラーノベル
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千ト「うっ…うぅ…うッ」
瑠衣「おいおい、皇唸ってるけど大丈夫か?」
右手「起こしますか…。」
左手「千ト~、起きろよ」
左手が千トをユサユサと揺する
千ト「ぅ…」
右手「千ト…ッ!?」
右手が千トの顔を覗く
右手がみた千トの目は希望を失っているように見えた。いつもの目じゃない。双子にはすぐわかるだろう。
左手「兄貴?」
右手「…」
左手「兄貴ー?俺千トの顔みれないから下ろしていい?」
右手の肩を揺らす
右手「…ええ、そこに下ろしましょうか」
左手「どーしたんだよ兄貴、そんな驚いた顔して」
右手「…見ればわかります」
その場の全員が千トを下ろして顔をみる
目もぱっちりあいてるのにどこかにある違和感
なによりあの潔癖症の千トがそこに下ろされて騒がない。その上、千トの体が震えてる
左手「…千ト?」
千ト「…ぁぁ…」
千トは頭を抱えだした。目の焦点があってない。泣いてるように見えるが泣けてない。
いや、泣きたくても泣けないのかもしれない。
まどか「正常な状態じゃないね。皇、何かあったの?」
千ト「ぁ…」
誠一「一旦落ち着いてから話聞こか?」
千ト「は…ぃ」
健三「大丈夫でしょうか…?発汗の量も多いみたいですし…」
右手「私たちも初めてなのでわかりません…。意識はあるので大丈夫だとは思うのですが…。」
杖道「外部からの救出があとどれくらいかかるだろうか…。」
仁「さっきの騒動からは2時間は経ってるはずだ。長くても半日はかからない」
瑠衣「半日かぁ、皇それまで耐えれんのか?」
左手「さぁな…」
10分経って、千トが少し落ち着いた。
だが、目に希望は戻ってこなかった。
まどか「だいぶ落ち着いたね。で、何があったの?」
千ト「……」
まどか「もじもじしててもわからないんだけど?」
誠一「何か言いたくないことやったか?」
千ト「…夢で現実を突きつけられて…」
瑠衣「皇が言う現実ってなんだよ?」
千ト「…」
まどか「…答えたくない…か」
千ト「…では」
仁「おい。どこに行こうとしている?」
千トはみんなの方を向いて答える
千ト「…わからない。だけど行かなくちゃいけない。」
千トは不気味で不恰好な笑顔をした。
杖道「やめておけ。体力は温存しておいた方がいい」
健三「そうですよ皇さん。皇さんは何を注射されたかわからないんです。その上暴力をうけたんですから、せめて安静に…」
千ト「…ねぇ、右手くん、左手くん
コメント
3件
続き楽しみにしてます!!!
更新ありがとうございます! 最後千トくんなに言うんだろ🤔 続き楽しみにしてます♪