翌朝。
「おはよ~。水澄。」
「おはよう。久実。」
「眠れた?」
「快適すぎた…。」
「良かった。それにしても、部屋が余っててちょうど良かったね。あの部屋、自由に使っていいからね。」
「うん、ありがと。」
私の部屋は布団(ベッド)と、机しか置いてない。広々としてる。本棚を置いて、読書をしてもいいかも。
その後、こんな提案をされた。
「この時代のこと、もっと知りたい?」
「うん。」
「学校に、行ってみない?」
「学校。…………‥行ってみたい。」
楽しそうだから、行ってみることにした。 学校は、徒歩十分程度、制服がないらしい。
学校で、手続きを完了させた。一応、タイムスリップのことは言わないようにって言われた。多分、混乱を防ぐため。
それから、服を買いに行った。私の時代とは比べ物にならないくらい、たくさんの服があって、とても迷った。
家に帰り、久実から、
「そういえばさ、勉強ってできるの?」
「少しは…。」
「一応、知識確認してみよう。」
結果は…思ったよりもできたってところ。
「すごいね、水澄、小学校の範囲は全部出来てる。中一、二の範囲も、基礎は出来てる…。本当にタイムスリップしてきた?」
「うん。勉強は人並みにしてきたけど、こんなに出来るなんて、思ってなかった…。」
明日の学校が楽しみすぎて眠れないっていうのはなく、私は眠りについた━━。
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