プロイセンside
お兄様の電話を切った。
「な、なぁプロイセン….
ロマーノ消えてしまうんか?…… 」
「ロマーノの話が本当なら….」
あ、そうだったぜ
今は、フランスとスペインもいたんだった。
スペインが、お兄様の声が聞きてえけど、自分なら出てくれないから、俺のスマホでお兄様に電話をかけたんだった….
『いや、わからねぇぞ』
「そ、そうやんな!ロマーノの消えへんもんな!」
それから、気まずい空気が漂った….
「あ、俺トマトのお世話せなあかんから、帰るわー…… 」
「うん、じゃあね….」
そう言ってスペインは、帰って行った。
「ねぇ、プロイセン。」
『ん?な、なんだフランス?』
「ロマーノ の事で、何か知ってるの?」
ぐっ、
そう、俺は国が消える所を何度か見た事がある。
あまりそういう体験をしてる国は、少ないからスペインが知ってるはずも無く …..
まず、最初は神聖ローマだった。
まぁ、色々あって国としては、無くなった。
だけど、神聖ローマは存在してた。
行く宛てがねぇから、俺の家に引き取ったんだけどよ…
俺達は、国だから亡国がいつまでも生きる事は、許されない。
人間でいう、死では無いが消えてしまう。
俺は、何度も見てきだが説明がつかねぇ…
後は、ドイツの兄弟達だ。
俺も含めいくつかの国が合併したのがドイツだ。
今は、俺以外消えている。
俺も、そろそろ消えるだろうな….
「ん?プロイセン?」
『あぁ、すまねぇ。
俺は、何も知らねぇぜ!』
「……そっか。」
「あ、お兄さんも用事あるの思いだした!
じゃあね〜!!」
『・・・』
・・・・黙ってたの知ったら、嫌われっかな….
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!