???Side
旨かったなぁ、孤児院の台所で一目を忍んで食った夜の茶漬け…ていうか
腹減って死ぬ…。
僕の名前は、敦…故あって餓死寸前です…。
孤児院を追い出されて食べるとこも
寝るところもない…。
盗みをはたらく度胸もなく
気づいたらここまで来ていた…。
生きたければ盗むか奪うしかない…
孤児院の人達にいらないといわれたあげく
野垂れ死んでまえ、とまで言われてしまった
『(五月蝿い…僕は死なないぞ)』
僕は生きるため次に通りかかった人間を
襲い財布を奪う…。
僕は覚悟を決めたその時人の気配を感じた
『…』
僕の目の前に人(?)が流れていた
その人(?)は足を急にバタつかせたかと
思うと力尽きたのか動かなくなり
水の中に沈んでいった…。
『(これは、ノーカンで…!)』
『ええぃ!!』
バシャン【水に飛びこむ】
僕はなんとかその人を助け
沖に上がる、久し振りに泳いだからか
暫く咳をしていたら、その人がいきなり
体を起こした
『うぉっ!!あ、あんた川に
流されてて大丈夫…?』
?「…助かったか、ちぇっ…。」
い、いま、この人「ちぇっ」って
いったのか!?
?「君かい?私の入水を邪魔したのは…?」
『邪魔だなんて…僕はただ、助けようと
入、入水…?』
?「知らんかね入水、つまり自殺だよ」
『は?』
この人は何を言ってるんだ?
僕がその場で唖然としていると
その人が話し始めた…
どうやら、この人は自殺をしようと
していたが僕が助けたことにより見事に
自殺失敗と言うことになっているみたいだ
僕は何故か助けただけなのに怒られてしまった…。その人の話を聞き終わると
お腹がすいてぐぅぅぅう、と、情けない音
をならす、
?「少年…お腹がすいているのかい?」
『…はい、実は数日間何も食べてなくて』
僕はお腹をならしながらそう言うが
その人は入水したときに財布を落として
しまったらしい…。流れ的にお礼で何か
おごってもらえるかも…って思ってたのに…
僕はその場で肩を下ろしていると
?「おォーい」
誰かが呼んでいる…?僕はその声のする方を
見る眼鏡をかけた人がその人を叱るが
その人は呑気にご国木田君苦労様~っといっていた、眼鏡の人国木田さんっていうのか、 僕はあの人から名前を聞かれ
色々あって国木田さんからお茶漬けを
奢ってもらった、あの人は太宰さんという名前らしく国木田さんと太宰さんは
探偵で虎探しをしているといった
略(((
僕は色々あって太宰さんたちの
仕事を手伝うことになったのだった…。
コメント
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ありがとうございます✨💕