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じりじりと蝉が鳴き、じっとりと暑い熱が身体に纏わりつく。
身体中から汗が噴き出してくる。
こんなにも外は暑くて堪らないのに警察の仕事があるのはおかしい。
それも其のはずこの街ロスサントスの仕様では、熱中症になって倒れることがない。
そして大型犯罪が耐えないため、警察は街を守る為に働かざるを得ないのだ。
今は一通り犯罪がおわり、ようやくのチルタイムとなっている。
sb おいし!!!
tyk うま!!
pin 何食ってんの?さぶ郎、つよき。
sb ほら見て!かき氷だよ!
さぶ郎が差し出した器には、山盛りになった氷に、いちご味のシロップがたっぷりとかけられていた。
pin うまそ!!
思わず声に出てしまう。
tyk ぺいん先輩も貰いに行ったらどうすか?
レッサンが作ってましたよ。
pin 貰いに行ってくる!
暑さで身体がオーバーヒートしそうだった俺は、すぐさま立ち上がり、本署に入っていった。
・・・
pin レッサーーン!!
rsn ぺいん先輩!
もしかして、かき氷貰いに来ました?
pin うん!かき氷ちょうだい!
rsn すぐ作りますから!待っててくださいね。
・・・
pin うわぁ、うまそぉ……
器に氷が盛られて黄色いシロップがかかっているそれは、この世で一番輝いているように見える。
pin まじでありがとう!
あ、そうだ!
レッサンのも作ってさ、さぶ郎達と一緒に食べよ!
rsn いいですね!一緒に食べましょ!
・・・
pin うまぁ………
rsn いやほんとに、我ながら美味しいです。
レッサンはうんうん頷きながら食べ進めている。
sb レッサン作るの上手!
tyk まじで作るの上手いっす。店開けんじゃないっすか。
rsn 褒めすぎw
レッサンのおかげで身体が心地よく冷やされたので、二回目の大型ラッシュも根気強くがんばろう。
そう思えた。
四人は束の間のチルを楽しんだ。
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end
あとがき
読んでくれてありがとうございます!
この短編集では、このような話を投稿していこうと思っています。
作者はpin視点を中心に観測しているので、物語はpinが中心になるかと思います。
ゆっくりマイペースに投稿していきますので、応援よろしくお願いします!
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