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顔って、お前は顔が良かったら悪人でもなんでもいいのか。良さそうだなー。
入学早々ぼっちコースの私ですが寮に行く新入生を後目に眼鏡の男について行く。
そうして連れてこられたのは談話室なのかな?
大きなソファがテーブルを挟んで2つ置いてあるだけの部屋だ。
「名乗りが遅れたな。ここでは教師陣は名称で呼ばれている。なんでか分かるか?」
「いえ、さっぱり」
「ふむ、お前は?」
「真名を隠すため?」
「正解だ。あまり意味はないがね。なので私はコールドと呼ばれている。以後そう呼ぶように」
コールド。冷たい氷魔法を使うから?中々に安直である。
「でだ。君達、特に海には魔力を抑えるための道具を作ってもらう。本来なら3年以降の生徒しか習わないが、君は特例だ」
「さすが我が君、特別だー」
「あんまり嬉しくないかな」
「うふふ、そう言っても無駄だからね。私がう、海様を世界一にするー」
名前を呼ぶのに照れてモジモジするなよ、可愛いな。結婚まで過ぎったよ。
綺麗な顔で無邪気とか最強か?
「ここに石がある。まずは魔力をこれに入れることから始める」
どこからか持ってきた石を複数ゴロゴロと机に転がして言う。そもそも、
「魔力を流すってどうやるんですか?コールド先生?」
「……君達は私の事を師匠と呼ぶように」
「えっ、あ、はい。師匠」
「あはは、ししょー」
ひえぇぇ。この子能天気すぎる。